特別展 「小磯良平展 幻の名作《日本髪の娘》」神戸市立小磯記念美術館

特別展 「小磯良平展 幻の名作《日本髪の娘》」神戸市立小磯記念美術館

名称:特別展 「小磯良平展 幻の名作《日本髪の娘》」神戸市立小磯記念美術館
会期:2026年1月10日~2026年3月22日
会場:神戸市立小磯記念美術館
開館時間:10:00~17:00(入館受付16:30まで)
休館日:月曜日(1月12日・2月23日は開館) 1月13日・2月24日
入場料:一般1200円 大学生600円 高校生以下無料 神戸市在住65歳以上600円
住所:〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中5-7(六甲アイランド公園内)
TEL:078-857-5880
URL:神戸市立小磯記念美術館

小磯良平《青衣の女》 1929年 神戸市立小磯記念美術館蔵
小磯良平《青衣の女》 1929年 神戸市立小磯記念美術館蔵

概要:
日本近代洋画を代表する小磯良平(1903–1988)の画業を、代表作と館蔵品を中心に再考する特別展。《日本髪の娘》(1935)は、戦前の神戸・山本通に構えられた小磯のアトリエで制作され、第一回第二部会展に出品され大きな注目を浴びた。しかし、その後李王家美術館所蔵となって国外へ渡ったのち、長らく所在が不明となり“幻の名作”とされてきた。

小磯良平《森》 1965-74年 神戸市立小磯記念美術館蔵
小磯良平《森》 1965-74年 神戸市立小磯記念美術館蔵

2008年、韓国国立中央博物館が李王家コレクションを公開した際に再発見された本作は、今回約90年ぶりに日本で展示されることになる。端正で静謐な人物描写、気品ある女性像を得意とした小磯芸術の原点と到達点を読み解く上で重要な作品であり、念願の里帰り展示となる。展覧会では本作を中心に、当館が所蔵する作品群とともに、小磯の芸術世界を新たな視点から紹介する。

小磯良平《踊り子》 1940年頃 神戸市立小磯記念美術館蔵
小磯良平《踊り子》 1940年頃 神戸市立小磯記念美術館蔵
小磯良平《舞妓》 1961年 武田薬品工業株式会社蔵
小磯良平《舞妓》 1961年 武田薬品工業株式会社蔵
小磯良平《大原女》 制作年不詳 神戸市立小磯記念美術館蔵
小磯良平《大原女》 制作年不詳 神戸市立小磯記念美術館蔵
小磯良平《リュートを弾く婦人》 1975年 神戸市立小磯記念美術館蔵
小磯良平《リュートを弾く婦人》 1975年 神戸市立小磯記念美術館蔵
小磯良平《着物婦人像》 1966年 個人蔵
小磯良平《着物婦人像》 1966年 個人蔵
小磯良平《日本髪の娘》 1935年 韓国国立中央博物館蔵
小磯良平《日本髪の娘》 1935年 韓国国立中央博物館蔵

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