特別展 塚原重義監督「女生徒」「押絵ト旅スル男」島根県立石見美術館

「押絵ト旅スル男」 (c)青森県立美術館・静岡県立美術館・島根県立石見美術館/塚原重義/トワフロ

名称:特別展 塚原重義監督「女生徒」「押絵ト旅スル男」島根県立石見美術館
会期:2025年12月24日(水)~2026年2月23日(月・祝)
会場:島根県立石見美術館 展示室D
開館時間:9:30 〜 18:00
休館日:毎週火曜日、12月28日~2026年1月3日
観覧料:一 般 300円(240円)
    大学生 200円(160円)
    高校生以下 無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
住所:〒698-0022島根県益田市有明町5-15
TEL:0856-31-1860
URL:島根県立石見美術館

本展は、2014年の企画展「美少女の美術史」、2018年の企画展「めがねと旅する美術」において、島根県立石見美術館が気鋭の映像作家 塚原重義 に制作委嘱した短編アニメーション作品を上映する特別展である。太宰治の文学を原作とする「女生徒」と、江戸川乱歩の幻想的世界を映像化した「押絵ト旅スル男」は、文学とアニメーション、美術が交差する独自の表現として高い評価を受けてきた。本展では、これら二作品を美術館空間で鑑賞することで、原作文学の持つ内面性や幻想性が、映像表現としてどのように再構築されているかを体感できる構成となっている。また「押絵ト旅スル男」については、2025年制作のバリアフリー版(音声ガイド・字幕付き)もあわせて上映され、より多様な鑑賞者に開かれた展示となっている。

作家略歴:
塚原重義(つかはら しげよし)。アニメーション監督・映像作家。文学作品や幻想的物語を題材に、独特の作画と詩的な映像表現で知られる。短編アニメーションを中心に活動し、美術館や映画祭での上映、企画展への参加を通して、アニメーションを美術表現として提示する試みを続けている。

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