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名称：青野文昭 「延命する現在／地縛する過去／分岐する未来」ギャラリー ターンアラウンド
会期：2025年12月23日(火)～2026年1月10日(土)
会場：ギャラリー ターンアラウンド
開館時間：11:00～19:30（12月30日は17:00まで）
休館日：月曜日、12月29日、12月31日～1月4日（1月5日は開廊）
入場料：無料
住所：〒980-0805 宮城県仙台市青葉区大手町6-22 久光ビル1F
TEL：022-398-6413
URL：ギャラリー ターンアラウンド

概要：
本展は、青野文昭が1990年代より継続してきた制作行為「なおす」を軸に、その思想と実践の現在地を示す個展である。青野は、拾い集めた廃棄物や壊れた道具に残る欠損や使用痕を手がかりに、単なる修復や再生を超えた行為として「なおす」ことを行ってきた。それは、創造と破壊、保存と変容が同時に立ち上がる、きわめて不安定で矛盾を孕んだ場を生み出す行為でもある。
不要物として排除されがちなものを同じ場所に留め置くことで、そこに宿っていた気配や時間の影が新たなかたちで立ち上がり、小さな“場”が生成されていく。本展では、「現在」「過去」「未来」という時間の層が絡み合いながら、延命され、地縛され、分岐していくプロセスを通して、私たちが立つ地点とその先の在り方を静かに問いかける。