企画展「隅田川を詠い、梅柳山木母寺に集う」すみだ郷土文化資料館

名称:企画展「隅田川を詠い、梅柳山木母寺に集う」すみだ郷土文化資料館
会期:2025年12月20日(土)~2026年2月15日(日)
会場:すみだ郷土文化資料館
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日、第4火曜日(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月2日
入場料:個人100円、団体80円(20名以上)、中学生以下および各種障害者手帳所持者と介助者1名無料
住所:〒131-0033 東京都墨田区向島2-3-5
TEL:03-5619-7034
URL:すみだ郷土文化資料館

概要:
本展は、平安時代以来、和歌の世界において特別な意味をもつ隅田川を主題に、その文学的記憶と信仰文化の交差をたどる企画展である。在原業平の名歌「名にし負はば いざ言問はむ 都鳥…」に象徴されるように、隅田川は都人の憧憬と旅情をかき立てる場所として、多くの歌人に詠まれてきた。
展示では、京都の公家歌人たちがこの地に寄せた和歌の歴史を軸に、隅田川周辺がいかに文学的景観として形成されてきたかを紹介する。あわせて、和歌文化と深く結びついた梅柳山木母寺の存在に光を当て、歌枕としての隅田川が、信仰や土地の記憶とどのように結びついてきたのかを読み解く。
都市の中に残る水辺の風景と、和歌によって重ね書きされた時間の層を感じ取ることのできる、静謐で知的な展示となっている。








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