「向井潤吉の滞欧体験 ―若き研鑽の日々、そして民家へ」世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館

名称:「向井潤吉の滞欧体験 ―若き研鑽の日々、そして民家へ」世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館
会期:2026年4月1日~2026年9月6日
会場:世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館翌平日休館)※5月7日、7月21日は休館
入場料:一般220円 大高生170円 65歳以上中学生以下110円
住所:〒154-0016 東京都世田谷区弦巻2-5-1
TEL:03-5450-9581
URL:世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館

《裁縫する若き女(ミレーの模写)》1929年

概要:本展は戦後日本の民家を描き続けた画家向井潤吉の原点にあたる滞欧期に焦点を当てる展覧会である。1927年に渡仏した向井は、パリの美術学校やルーヴル美術館での模写を通じて、西洋絵画の技法や色彩、構図を徹底的に学んだ。本展ではその研鑽期の油彩画を中心に紹介し、帰国後に展開される民家作品との連続性を浮かび上がらせる。異文化との接触がいかにして日本の風景表現へと転化されたのか、その造形的思考の軌跡を辿る内容となっている。

《エレーヌ・フールマンと二児(ルーベンスの模写)》1929年
《プロバンの秋(パリ郊外)》1959-60年頃
《山間草炎》[山形県東田川郡朝日村田麦俣]1962年
《秋風の中の水車》[岩手県江刺市中沢]1969年

作家略歴:向井潤吉は1901年京都生まれの洋画家。関西美術院や川端画学校で学び、1927年にフランスへ渡る。帰国後は日本各地を巡り、茅葺き屋根の民家を主題とした作品を多数制作し、独自の風景表現を確立した。写実を基盤としながらも構成的な画面と重厚な色彩に特徴があり、日本の原風景を記録する画家として高く評価される。1995年没。

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