収蔵コレクション展「日本の四季」谷川町子美術館

平子真理《秋映ゆる》紙本彩色 50号

名称:収蔵コレクション展「日本の四季」谷川町子美術館
会期:2023年3月1日〜2023年7月23日
会場:長谷川町子美術館
開館時間:10時~17時30分(受付締切16時30分)
休館日:月曜日(ただし、7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館 )
入場料:一般 900(800)円、65歳以上800(700)円、大学生・高校生 500(400)円、
   中学生・小学生 400(300)円
   ※()内は20名様以上の団体、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者
   ※美術館・記念館の両館をご覧いただけます。
住所:〒154-0015東京都世田谷区桜新町1-30-6
TEL:03-3701-8766
URL:長谷川町子美術館

長谷川町子美術館は、2022年11月28日(月)~2023年2月28日(火)の間、改修工事のためにしばらく休館いたします。改修工事後の初の展覧会は、収蔵コレクション展「日本の四季」と題して、当館収蔵作品788点の中から春・夏・秋・冬のそれぞれのテーマの作品を選りすぐり、日本の四季のすばらしさをご紹介いたします。
春は、東山魁夷の白い馬シリーズの一つ「春を呼ぶ丘」、福島県三春の滝桜を描いた三栖右嗣「爛漫」をはじめ桜の銘品がそろいます。夏は、草いきれのこもる緑の道を描いた北野治男「夏に」、夏の夜空を彩る花火を描いた伊藤深游木「夢」。秋は、紅葉の中にたたずむ野生の鹿たちを描いた平子真理「秋映ゆる」、空高く飛ぶ鳥を銀杏の枝葉越しにとらえた三橋楊子「そらへ」。冬は白銀の世界を描いた加山又造「雪」「雪ノ林道」、雪原の中でたくましく生き抜く動物たちを描いた小山硬「釧路」「釧路湿原」など、日本だからこそ味わえる四季特有の空気感を、これらの作品を通じて感じていただければ幸いです。
昨今、地球の温暖化により、日本の季節感もその色合いを確実に変化させてきています。世界に誇れる「日本の四季」を過去のものとしてしまわないように、未来へむけて大切に育んでいきたいものです。

平子真理《秋映ゆる》紙本彩色 50号
平子真理《秋映ゆる》紙本彩色 50号

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