パルコキノシタ「水と霧と柔らかい子宮」ARTS ISOZAKI

《水と霧と柔らかい子宮》2023年 キャンバス、紙、アクリル、ペン F15号

名称:パルコキノシタ「水と霧と柔らかい子宮」ARTS ISOZAKI
会期:2023年3月4日(土)〜6月3日(土)
開館時間:13:00-18:00
料金:無料
休館日:不定休
会場:ARTS ISOZAKI
住所:〒310-0011 茨城県水戸市三の丸1丁目4−17
TEL:070-2800-9585
URL:ARTS ISOZAKI

ARTS ISOZAKIでは2023年3月4日(土)から6月3日(土)まで、パルコキノシタの個展「水と霧の柔らかい子宮」を開催いたします。  
パルコキノシタは1965年徳島県生まれ、宮城県在住の画家です。作家名は1989年に小学校の教員をしながら制作した作品が「日本グラフィック展」にてパルコ賞を受賞したことがきっかけ。90年代、中高の美術教師を経てイラストレーターに転向、『月刊漫画ガロ』で漫画家デビュー「漂流教師」が単行本化されました。子供向けワークショップやパフォーマンスを行い、広場を中心に活動をしていたという由来で別名「公園の木の下」とも呼ばれております。2011年、震災以降は被災地や仮設住宅でのアートを生かしたコミュニティの再生に奔走し、復興支援活動を現在も継続しています。2017年、石巻市での現代アートの祭典「リボーンアートフェスティバル」をきっかけに宮城県に移住。現在は石巻で「日和坂アート研究舎」を主宰して展覧会を企画しアートによる復興を目指しています。  
パルコキノシタは東日本大震災をきっかけに海と霊魂について向き合うようになりました。感覚を鋭敏にさせて、そこにいるはずの霊魂を見ようと努力をしていたら、空や大気や水の中にも人がいるように感じて、これまでそこにいる人たちを「幽霊」と呼んで描いてきました。震災という体験があまりにも強いインパクトだったため、それをモチーフにすると潜在的な恐怖や自然に対する畏敬の念から離れることができませんでした。しかし、本展にて公開いたしますシリーズ作品では、もっとファンダメンタルな生命のありかを追求し、「まずはこの世界の中で根元的な生命の場所、子宮をさがそう」というテーマへと推移していきます。  
是非この機会にパルコキノシタ展「水と霧の柔らかい子宮」をご高覧いただけましたら幸いです。
<作家略歴>
1965年 徳島県生まれ
1989年 「日本グラフィック展」パルコ賞受賞
1990年代 中高の美術教師を経てイラストレーターに転向、『月刊漫画ガロ』で漫画家デビューし、「漂流教師」が単行本化
2011年 震災以降は被災地や仮設住宅でのアートを生かしたコミュニティの再生に奔走
2017年 石巻市での現代アートの祭典「リボーンアートフェスティバル」をきっかけに宮城県に移住
現在、石巻市で「日和坂アート研究舎」を主宰して展覧会を企画しアートによる復興を目指す

《水と霧と柔らかい子宮》2023年 キャンバス、紙、アクリル、ペン F15号
《水と霧と柔らかい子宮》2023年 キャンバス、紙、アクリル、ペン F15号

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