名称:小田隆展「Art & Science」京都精華大学ギャラリーTerra-S
会期:2023/05/25(木) 〜 2023/06/04(日)
会場:京都精華大学ギャラリー Terra-S
時間:11:00~18:00
休館日:5/28(日)
料金:無料
住所:〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
TEL:075-702-5263
URL:京都精華大学ギャラリーTerra-S
恐竜などの古生物をはじめとする復元画を多く手掛ける画家・イラストレーター、小田隆による個展です。
大学では油画と壁画を専攻していましたが、イラストレーターとしての最初の仕事は古生物の復元でした。イラストレーションのトレーニングを受けたこともなく、古生物の知識もほとんどないままに、研究者との共同作業を通して両方のスキルを培ってきました。まだ、この時は美術解剖学の知識も乏しかったのですが、復元における美術解剖学の重要性に気づき、古生物と同様に独学でなんとかここまでやってきました。
今回は、古生物の復元画、『うつくしい美術解剖図』と『クジラの進化』の原画、系統樹マンダラポスターシリーズのペン画などを中心に展示します。広々とした空間に展示された、大小さまざまなサイエンティフィックイラストレーションを中心とした作品をご高覧いただけると幸いです。
また、今回は大学院生とともに、グッズと小作品の販売も会場内で行います。(小田)
■【同時開催】小田研究室大学院生合同展「ばけものばこ」
小田隆
1969年三重県生まれ。1995年東京藝術大学美術研究科修士課程修了(油画・壁画を専攻)。1996年に恐竜の化石の組み立てに参加したことをきっかけに、復元画の制作を始める。1998年以降、博物館のグラフィック展示や図鑑の復元画、絵本などを多数制作。幅広い古生物学者たちとの交流の中で、科学的資料に支えられるとともにオリジナリティに富んだ作品群を生み出し続けている。個展・グループ展多数。主な著書に絵本『ティラノサウルス』(金の星社/2005)、絵本『アパトサウルス』(ポプラ社/2007)、絵本『ヴェロキラプトル』(文:平山簾/ポプラ社/2008)、『恐竜の復元』(※企画と代表作を掲載/学研/2008)、『うつくしい美術解剖図』(玄光社/2018)、『クジラの進化』(文:水口博也、監修:木村敏之/2022)がある。
現在、京都精華大学マンガ学部マンガ学科キャラクターデザインコース教授。
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