名称:「版画+ 馬場章銅版画展」韮崎大村美術館
会期:2023年6月3日(土)~2023年8月27日(日)
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:水曜日 水曜日が祝日の場合は水曜日開館し翌日休館
入場料:一般・大学生 500円、高校生・中学生・小学生 200円、障害者手帳提示と付き添い1名 無料
会場:韮崎大村美術館
住所:〒407-0043山梨県韮崎市神山町鍋山1830-1
TEL:0551-23-7775
URL : 韮崎大村美術館
銅版画家・馬場章の展覧会を開催いたします。
馬場章(1952年-)は東京藝術大学大学院で版画を専攻し銅版画を学びました。以来、銅版画を中心に据えながら様々な技術との組み合わせを試みています。
初期に制作した《Planetarium》シリーズでは、方位を示す星の運行図を背景にしてあこがれの地や過去に訪れた場を箱庭風に表現しています。これには、複数の色版を一枚に刷り重ねる多版多色刷りと手描きの原稿を版に焼き付ける写真製版の技法を組み合わせています。その後も、自ら漉いた紙を支持体とし写真製版の一つであるフォトグラヴュールの技法を用いた《A corner of the garden》シリーズ、デジタルカメラのピンホール撮影による画像を用いた《Twilight Field》シリーズなど、好奇心に導かれるままに様々な技術をプラスすることで作品に変化をもたらしてきました。作品のテーマにおいても、実際に目にしたもの・興味を持ったものなど、身の周りから得られる事象がイメージの源泉となっており、作品にリアリティを与えています。
本展では初期作品から近作までを通して、その変遷を辿ると共に、「プラス」することで生まれる多様な表現に触れて頂き、新たな視点を発見する機会となりましたら幸いです。
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