名称:IRIS SAKAI 「COLORED LEAD」OIL by 美術手帖
会期:2023年6月23日(金)~2023年7月17日(月)
開館時間:11:00 〜 21:00
休館日:会期中無休
オープニングパーティー:2023年6月23日(金) 19:00 から 21:00 まで
入場料:無料
会場:OIL by 美術手帖
住所:〒150-8377 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO2F
TEL:03-6868-3064
URL:OIL by 美術手帖
OIL by美術手帖ギャラリーではこのたび、IRIS SAKAI個展「COLORED LEAD」を開催します。本展には、作品を通じて、個性を大切にし、自分らしく生きることの重要性がメッセージとして込められています。
IRIS SAKAIは1999年東京都生まれのアーティスト。大学では経済を専攻し、専門的な美術教育を受けることなく、2021年頃から絵を描きはじめました。最初はアクリルを用いてスケートボードやキャンバス、ボール紙などに描いていましたが、現在は主に油絵具を使用しています。IRISが絵を描き始めたきっかけは、大学1年生の時に一人でニューヨークに滞在した経験でした。そこで得た刺激と、サルバドール・ダリの絵を通じてシュルレアリスムの世界観に触れ、美術の魅力に没頭しました。
2022年に初個展を開催。この経験は自身にとって非常に刺激的で楽しいものであり、多くの人々に自分の作品を見てもらう喜びを知ったと言います。初個展を境に、アーティストとしての活動を追求する決心をしました。
IRIS SAKAIの作品は、人間の二面性を表現しています。IRISは「人々は表と裏に異なる顔を持っており、時には仮面をかぶっているように見えることもある」と語ります。フーディーをかぶった人物の顔の部分には表情ではなく風景が描かれ、背景も複数のイメージが組み合わされています。また、彼の作品では、色彩も特に重要な役割を果たしています。IRISは、色にはさまざまな感情が宿ると考え、人の二面性、感情の機微を色彩と複数のイメージの混交によって表現しています。
さらに、音楽もIRISの作品にとって大切な要素です。Obabita、JUN INAGAWAとのエレクトロニックユニット・Frog 3としても活動するIRISですが、描きたい絵によって制作中に流す音楽のジャンルを変えると言います。「ひとつひとつの音にも感情や色があって、描きたい絵によって音楽のジャンルを変えながら聞いています。例えば風景を描くときにはオーケストラ、勢いと流れが強い絵を描く時にはテクノを聞く、そんな感じです」。
「COLORED LEAD」は、IRIS SAKAIの新たなる表現を感じることができる展覧会です。作品を通じて、個性と自己の探求、そして自由な色彩の魅力に触れていただけることでしょう。
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