名称:「柚木沙弥郎と仲間たち」日本橋髙島屋
会期:2023年9月6日(水)~2023年9月25日(月)
会場:日本橋髙島屋 本館8階ホール
時間:10:00~18:30(19:00閉場)
※最終日 9月3日(日)は
15:30まで(16:00閉場)
観覧料:一般 1,200円(1,000円)
大学・高校生1,000円(800円)
中学生以下 無料
※( )内は前売り料金。前売券はイープラス、ローソンチケット(Lコード 56779)、セブンチケット(セブンコード 100-464)にて8月22日(火)まで購入できます
住所:〒103-8265 東京都中央区日本橋2-4-1
TEL:03−3211-4111
URL:日本橋髙島屋
100歳を迎えて今なお、現役の染色家として老若男女の心をとらえる作品を生み出している柚木沙弥郎(1922~)。柚木の歩みを語る上で欠かせないものに、同時代を共に歩んできた仲間たちの存在があります。
「自分は幸運にも長く生きただけで、他にも一緒にやってきた評価されるべき仲間がいるのです」と柚木は語ります。
本展では、柚木の染色作品を中心に、ともに切磋琢磨してきた陶芸家の武内晴二郎(1921~1979)や舩木研兒(1927~2015)、柚木に熱意を込めて民藝の本義を伝えた工芸家・鈴木繁男(1914~2003)の作品をあわせ紹介します。また、柚木の師である染色家・芹沢銈介(1895~1984)を中心に結成された染色家の団体「萌木会」に集った仲間たちも取り上げます。
彼らは、日本民藝館の創設者・柳宗悦(1889~1961)はじめ濱田庄司(1894~1978)や河井寬次郎(1890~1966)、バーナード・リーチ(1887~1979)、芹沢ら初期の民藝運動を推進した作家たちに影響を受け、民藝運動に参画し、制作に励んだ工芸作家たちです。「いつでも気持ちの中に今日の我々の生活をもっと健全で快適なものにしたい」という思いにあふれた柚木と仲間たちの作品は、見るものに日々生きる喜びを与えてくれるでしょう。
◆ 柚木沙弥郎
1922年東京生まれ。染色家。
柳宗悦の民藝の思想と芹沢銈介の型染カレンダーに出会い感銘を受け、染色家の道に進む。型染による染布、染絵などの作品を制作し、国内外で数多くの個展を開催。絵本の仕事や立体作品、グラフィックの仕事にも取り組む。女子美術大学名誉教授。第1回宮沢賢治賞、2021毎日デザイン賞受賞。
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