名称:「太田フォトスケッチvol.5「#オオタメシ」」太田市美術館・図書館
会期:2021年6月12日(土)~7月18日(日)
会場:太田市美術館・図書館 展示室1、2、スロープ
開催時間:午前10時~午後6時(最終入室は午後5時30分まで)
休館日:月曜日
観覧料:無料
出品作家:馬場 わかな
主催:太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
後援:太田市教育委員会、太田商工会議所、エフエム太郎
住所:〒373-0026群馬県太田市東本町16番地30
TEL:0276-55-3036
URL:太田市美術館・図書館
今回が5回目の開催となる「太田フォトスケッチ」シリーズ。「カメラを通し、太田のまちを新たな視点で再発見する」ことを目的に、これまで様々なテーマで展覧会を開催してきました。本展では太田市で育まれてきた食文化に着目し、展覧会を開催いたします。
私たちにとって食事とはどういったものでしょうか? 改めて考えてみると、生きるために欠かせない行為であるとともに、人生を豊かに彩る娯楽の一つであると言えます。また、芸術家の北大路魯山人が「料理は自然を素材にし、人間の一番原始的な本能を充たしながら、その技術をほとんど芸術にまで高めている」(引用:北大路魯山人『魯山人の食卓』グルメ文庫)と述べたように、食文化は私たちに最も密接な関わりのある芸術活動と呼べるかもしれません。
同時に、食文化は地域差・個人差が大きく表れるという特徴を持ちます。風土的・文化的な違いがその地域の食文化の発達に大きな影響を与えることはもちろんですが、同じ地域内であっても家庭毎の調理方法や使用する食材の違いが、「家庭の味」となり食の多様性を生み出します。郷土の食文化を知ることが、そこで暮らす人々の営みを知ることに繋がると言えるでしょう。
太田市の食文化においても、古くから小麦の栽培が盛んであったことから「太田焼きそば」や「焼きまんじゅう」を筆頭に粉もの(小麦粉)料理が盛んであるなど、地域性がふんだんに表れたものとなっています。
本展覧会では、料理やそれに携わる人々の営みの写真を展観することで、太田市独自の食文化「#オオタメシ」を見出します。市民から集めた一般公募写真と、”人と料理”を被写体として撮り続けてきたゲスト写真家・馬場わかなが太田を巡り撮影した写真をともに展示することによって、内外から新たな視点で見つめなおされる太田の食文化をご覧ください。
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