「芸術家たちのセンチメンタル・ジャーニー」海の見える杜美術館

「芸術家たちのセンチメンタル・ジャーニー」海の見える杜美術館

名称:「芸術家たちのセンチメンタル・ジャーニー」海の見える杜美術館
会期:2023年9月2日(土)~2023年10月22日(日)
会場:海の見える杜美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、9月19日(火)、10月10日(火)
   ※ただし9月18日(祝)、10月9日(祝)は開館
観覧料:一般 1,000円
   高・大学生 500円
   中学生以下 無料
   ※障がい者手帳などをお持ちの方は半額。介添えの方は1名無料
   ※20名以上の団体は各200円引き
   [タクシー来館特典]タクシーで来館の方、タクシー1台につき1名入館無料
   ※海の見える杜美術館入場の際に当日のタクシー領収書を受付に要提示
住所:〒739-0481広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701
TEL:0829-56-3221
URL:海の見える杜美術館

「芸術家たちのセンチメンタル・ジャーニー」海の見える杜美術館
「芸術家たちのセンチメンタル・ジャーニー」海の見える杜美術館

旅することは、古来芸術家たちのインスピレーションの源のひとつでした。日本の芸術家たちも、様々な場所を旅し、そしてその体験を自身の表現に生かしています。本展覧会では、旅する芸術家たちの足跡を、海の見える杜美術館が所蔵する前近代から近代にかけての日本絵画コレクションでたどります。
ここでは、展覧会の4つの見どころを紹介します。ここに登場する芸術家たちのほとんどは別の時代を生きていますが、松尾芭蕉(まつおばしょう)は東北で西行法師(さいぎょうほうし)の足跡をたどり、与謝蕪村(よさぶそん)は芭蕉の旅を描き、池田遙邨(いけだようそん)は芭蕉を強く意識した旅の俳人・種田山頭火(たねたさんとうか)に刺激されて空想の風景を描くなど、彼らはどこか足跡を繋げながら、古人の旅に影響を受け、自らもまた旅をすることで活動の糧としています。
歌人たちは古の先達が詠んだ名所に憧れ、画家たちはまだ見ぬ土地の風景をスケッチに留めようとするなど、芸術家たちが旅にでる理由は様々です。本展覧会では、彼らが旅に惹かれる背景を、作品を通してご覧いただきます。

竹内栖鳳《潮来初夏》1幅 昭和4年(1929)頃 海の見える杜美術館
竹内栖鳳《潮来初夏》1幅 昭和4年(1929)頃 海の見える杜美術館
《西行物語絵巻》(部分) 2巻 江戸時代 海の見える杜美術館
《西行物語絵巻》(部分) 2巻 江戸時代 海の見える杜美術館
与謝蕪村《奥の細道画巻》(部分)1巻 江戸時代・安永7年(1778) 海の見える杜美術館
与謝蕪村《奥の細道画巻》(部分)1巻 江戸時代・安永7年(1778) 海の見える杜美術館
小松均《石廊崎》(部分)1巻 昭和15年(1940) 海の見える杜美術館
小松均《石廊崎》(部分)1巻 昭和15年(1940) 海の見える杜美術館
池田遙邨《紀州湯﨑》1幅 昭和8年(1933)海の見える杜美術館
池田遙邨《紀州湯﨑》1幅 昭和8年(1933)海の見える杜美術館
池田遙邨《波寄せる》1面 昭和62年(1987)頃 海の見える杜美術館
池田遙邨《波寄せる》1面 昭和62年(1987)頃 海の見える杜美術館

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