名称:「ハンス・フィッシャー展」小さな絵本美術館 八ヶ岳館
会期:2023年7月15日(土)~9月18日(月・祝)
会場:小さな絵本美術館(八ヶ岳館)
開催時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
※8月は10:00~17:30(最終入館17:00)
休館日:毎週火曜日、水曜日(7/15~8月は無休)
料金:大人800 円/ 中高生400 円/ 小学生300 円/ 幼児以下無料
※15名様以上の団体割引あり(大人100円引き、中高生・小学生50円引き)
住所:〒394-0081長野県岡谷市長地権現4-6-13
TEL:0266-28-9877
URL:小さな絵本美術館 八ヶ岳館
『こねこのぴっち』や『たんじょうび』『ブレーメンのおんがくたい』など数多くの名作を残したハンス・フィッシャー。こうした絵本は、フィッシャーが自身の子ども一人ひとりのためにつくった手描き絵本がもとになっています。
長女・ウルスラに贈られた『ブレーメンのおんがくたい』は家族で何度も何度も楽しまれ、クライマックスには決まってロバや犬、ねこやにわとりになり大声で叫んだそうです。この声が聞こえなくなり静かになると、近所の家の人はフィッシャー家の子どもたちは眠ったんだな、と思ったそう。世界でたった1冊、自分のために作られた絵本は、子どもたちにとってどれほど嬉しいものだったでしょう。こうして家族で絵本をたっぷりと楽しんだあと、世界の子どもたちに向けて出版されました。
フィッシャーは49年という短い生涯のなかで、絵本の世界のみならず、壁画や舞台装置、教科書の挿絵など幅広い分野で才能を発揮しました。世界で最も多くフィッシャーの作品を所蔵している当館のコレクションから、その魅力に迫ります。
愛すべき貴重な作品たちが、散逸することなく後世に受け継がれ、末永く多くの人に楽しんでもらえるよう、願いを込めて。愛情あふれる絵本の世界をお楽しみいただけますと幸いです。
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