佐塚真啓 「おばけ館_美術やしき」国立奥多摩美術館

佐塚真啓 「おばけ館_美術やしき」国立奥多摩美術館

名称:佐塚真啓 「おばけ館_美術やしき」国立奥多摩美術館
会期:2023年8月11日(金)~2023年9月24日(日)
休館日:月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、祝日
入場料:500円
会場:国立奥多摩美術館
住所:〒198-0171 東京都青梅市二俣尾5-157
URL:国立奥多摩美術館

この度、奥多摩町立せせらぎの里美術館と㈱佐塚商事 奥多摩美術研究所では、2023年8・9月に美術家・佐塚真啓の個展「おばけ館_美術やしき 」を開催いたします。本展は佐塚の5年ぶりの個展であり、東京都西多摩地域にある2会場で、新作の大型絵画5点を含む多彩な作品を展示します。
佐塚はこれまで、「美術」という言葉を手掛かりに、「美術」の概念を拡張する活動を続けてきました。「六本木アートナイト2017」では自分の身体を時計の針として時刻を表示する24時間不眠不休のパフォーマンス「人間時計」に挑みました。絵の描き方から日々の悩みまでどんな事でも「美術」で解決する「なんでも美術相談所」を開設したり、ラフティングで急流を下りながら美術作品を鑑賞するイベント「芸術激流」を開催したり、とその活動は常に観客を驚かせてきました。
今回の展覧会では、そんな様々な模索を経て、改めて原点に立ち返り、絵画作品を軸に展覧会を構成していきます。今回の展覧会タイトル「おばけ館_美術やしき」は、昨年、佐塚がサウジアラビアにおばけ屋敷をつくりに行き、改めて美術や美術館について考えたことに由来します。
武蔵野美術大学で絵画を学んだ佐塚は、2012年、友人知人らとともに「国立奥多摩美術館」を企画しました。都心から電車を乗り継いで2時間ほどの東京都青梅市にある元製材所を拠点とする「国立奥多摩美術館」は、一般通念としての「国立」「奥多摩」「美術館」のいずれにも該当しません。まだ見ぬワクワクする「美術」を目指して、不定期に展覧会などを開催しています。また、2018年には「(株)佐塚商事 奥多摩美術研究所」という会社をつくりました。会社という形をつかって、社会と「美術」とどの様に関わっていけるのかを模索しています。

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