コーナー展示「明治少女、遊びのすすめ」市立伊丹ミュージアム

小供風俗「十六むさし」当館蔵

名称:コーナー展示「明治少女、遊びのすすめ」市立伊丹ミュージアム
会期:2023年9月8日(金)〜 10月22日(日)
会場:展示室5
休館日:月曜日(ただし9月18日及び10月9日の祝日は開館、翌平日振替休館)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
観覧料:無料
住所:〒664-0895 兵庫県 伊丹市宮ノ前2-5-20
TEL:072-772-5959
URL:市立伊丹ミュージアム

小供風俗「花串」当館蔵
小供風俗「花串」当館蔵

明治時代の少女たちの遊びを、宮川春汀(1873-1914)が描いた『小供風俗』を通して紹介します。 『小供風俗』が発行された明治時代は、西洋の文化に出会い急速に近代化が進む傍ら、江戸時代の面影も残り、『小供風俗』は江戸時代の浮世絵を継承しながら、柔らかな色彩や筆致で、子どもたちの伸びやかな姿が表現されています。また、現在でも馴染みのある遊びや、逆に今ではすっかり姿を消してしまった遊びをみることができます。
バラエティに富んだ遊びが描かれた春汀の作品には、そこには、社会性・主体性・洞察力・創造力・体力といった、まさに現代社会を生きる上で必要とされている要素が包括されていることに気付きます。遊びは子どもの大切な生活文化であり、子どもたちは遊びを通して多くのことを学び、遊びと学びの関係性の深さが再認識されます。 とはいえ、春汀の作品の中の少女たちは、明るく無邪気に「遊び」を楽しんでいるようで、微笑ましくなります。まずは、この少女たちの「遊び」を一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
※「モダンガールのたしなみとよそおい」の関連展示ですが、こちらは無料で観覧していただけます。

小供風俗「瓢たんぼっくり」当館蔵
小供風俗「瓢たんぼっくり」当館蔵
小供風俗「十六むさし」当館蔵
小供風俗「十六むさし」当館蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る