「越後妻有MonET 連続企画展Vol.2 松元悠『版画報、道が動く』」越後妻有里山現代美術館 MonET

《窓(栄村)》2018 リトグラフ、かきた紙 650×550㎜ 撮影、オカモトアユミ

名称:「越後妻有MonET 連続企画展Vol.2 松元悠『版画報、道が動く』」越後妻有里山現代美術館 MonET
会期:2023年9月9日(土)~2023年11月5日(日)
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:火曜日、水曜日
入場料:一般 1200円、中学生・小学生 600円、または「2023年の越後妻有」共通チケット
会場:越後妻有里山現代美術館 MonET
住所:〒948-0003 新潟県十日町市本町6-1-71-2
電話:025-761-7767
URL:越後妻有里山現代美術館 MonET

《蓋》2014 リトグラフ、コラグラフ、中性紙 1000×760㎜
《蓋》2014 リトグラフ、コラグラフ、中性紙 1000×760㎜

版画という歴史の長いメディアに新しい風を吹き込んで注目されているアーティスト、それが松元悠です。松元が関心を寄せるのは、版画が明治初期のほんの一瞬だけ担っていた報道という機能。今日の報道で主流の写真や映像は本当に「事実」を伝えているのか。それらはむしろ人間の感情を揺さぶることに注力してしまっているのでは。そう考える松元は、気になった事件の現場に自ら赴いて取材し、資料を読み込んだ上で、事件を伝える一枚のイメージ=版画をつくるという方法論を生みだしました。その際、事件の当事者の姿が松元の自画像に置き換えられるのですが、それはまるで、ニュースの受け手もまた「事件」の構成者のひとりであることが仄めかされているようです。本展では、新作1点を含む8点の版画作品と、その背景を伝えるための、手描きの壁新聞5点が展示される予定です。

《窓(栄村)》2018 リトグラフ、かきた紙 650×550㎜ 撮影、オカモトアユミ
《窓(栄村)》2018 リトグラフ、かきた紙 650×550㎜ 撮影、オカモトアユミ

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 竹直公《西洋婦人図》歸空庵コレクション
  2. 「佐々木美術館11周年芸術祭」佐々木美術館&人形館
  3. 所蔵名品展1「人間国宝ー匠の技ー」井原市立平櫛田中美術館
ページ上部へ戻る