「つながる琳派スピリット―神坂雪佳」富山県水墨美術館

「つながる琳派スピリット―神坂雪佳」富山県水墨美術館

名称:「つながる琳派スピリット―神坂雪佳」富山県水墨美術館
会期:2021年6月22日(火曜)~8月1日(日曜)
会期中の休館日:月曜日
開館時間:午前9時30分から午後6時まで(入室は午後5時30分まで)
主催:富山県、神坂雪佳展実行委員会(富山県水墨美術館、北日本新聞社、富山テレビ放送)
監修:細見美術館
企画協力:株式会社アートワン
協賛;牛島屋、大阪屋ショップ、大谷製鉄、北日本物産、ケンケン、東亜薬品、日東メディック、ユニゾーン、リードケミカル(五十音順)
住所:〒930-0887富山県富山市五福777
TEL:076-431-3719
URL:富山県水墨美術館

「つながる琳派スピリット―神坂雪佳」富山県水墨美術館
「つながる琳派スピリット―神坂雪佳」富山県水墨美術館

幕末の京都に生まれた神坂雪佳(1866~1942年)。雪佳は、はじめ四条派の画法を学びましたが、明治という新しい時代には工芸図案(デザイン)が必要と考えました。押し寄せる西洋文化を意識しながら、雪佳は装飾芸術である「琳派」に傾倒し、図案家、画家として活躍しました。手がけたデザインは、染織、陶芸、漆芸から室内装飾や庭園まで、実に多面的です。これは、雪佳が敬愛した本阿弥光悦や尾形光琳の柔軟な活動にならうものでした。

琳派は、江戸初期の本阿弥光悦、俵屋宗達にはじまり、およそ100年後の尾形光琳やその弟・尾形乾山、さらに後の酒井抱一らに受け継がれました。その装飾性豊かな作風は、絵画や工芸といった領域を越え、様々な意匠を生み出し、近代以降も多くの分野に影響を与え続けてきたのです。

この展覧会は、雪佳が手本とした琳派の美の潮流をたどり、暮らしを彩るデザインを生み出した近代琳派・神坂雪佳の多彩な世界を紹介するものです。雪佳が受け継ぎ、現代までつながる琳派のスピリット(精神)をご堪能ください。

当館では、新型コロナウィルス感染症の拡大防止対策に取り組みながら開館しております。ご来館の際は、マスク着用や手指の消毒など、感染防止の取り組みにご協力ください。また、展示室への入場制限を行う場合がありますので、ご理解のほどお願いいたします。

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