名称:「特集展示 生誕100周年 木下富雄展」三重県立美術館
会期:2023年10月11日(水)~2024年1月8日(月)
会場:三重県立美術館
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日 12月29日~2024年1月3日は休館
1月8日は開館
入場料:一般 310円、大学生 210円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒514-0007三重県津市大谷町11
TEL:059-227-2100
URL:三重県立美術館
現在の三重県四日市市出身の版画家、木下富雄(きのした・とみお、1923-2014)の生誕100 周年を記念し、回顧展を開催します。木下富雄は1950年代に棟方志功の木版画が国際的な評価を得たことに触発され、木版画制作を始めます。ほどなくして1958年に日本版画協会協会賞を受賞、1960年には国画賞を受賞しました。また、海外でも高い評価を受け、ノースウェスト国際版画展でシアトル美術館賞を受賞しています。
木下の作品では、突き彫りという技法で刻まれたぎざぎざの線によって生み出される人間の顔が特徴的です。四角、三角、円といった幾何学的な図形にまで還元された顔が画面一杯に表されます。一見プリミティブな様相を呈するそれらの顔には、同時代の社会問題や世相が反映され、人間に対する深い洞察がなされています。
本展では、木下富雄の貴重な初期作品から晩年作品まで展示し、その版画作品の魅力に迫ります。
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