2021年コレクション展Ⅰ 小企画「頴川コレクション・梅舒適コレクション受贈記念展」兵庫県立美術館
名称:2021年コレクション展Ⅰ 小企画「頴川コレクション・梅舒適コレクション受贈記念展」兵庫県立美術館
開催期間:4月24日(土)~7月4日(日)
春季展示:4月24日(土)~5月30日(日)
夏季展示:6月1日(火)~7月4日(日)
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
※緊急事態宣言発令中(5月31日まで)の金・土曜日は、10:00~19:00まで(入場は18:30まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌日)
住所:〒651-0073兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
TEL:078-262-0901
URL:兵庫県立美術館
019年、兵庫県では二つの充実したコレクションを受贈しました。
頴え川がわコレクションは、大阪の実業家・頴え川がわ德とく助すけ(1899~1976)の蒐集による日本美術を中心としたコレクションで、その過半は1973年に開館した頴川美術館(西宮市上甲東園)に受け継がれました。2019年3月末に運営母体の財団が解散、重要文化財4件、重要美術品4件を含む約250件の美術品等が県立美術館の所蔵に帰しました。
また梅ばい舒じょ適てきコレクションは、わが国を代表する篆刻家として知られる梅舒適(本名:稲田文一、1916~2008)が、約60年にわたる歳月をかけて自ら蒐集した文物で、中国近世・近代書画、文房具、典籍および梅舒適自身の書画篆刻作品等をご遺族よりご寄贈いただきました。今回は、コレクションのなかでも重要な位置を占める、呉ご昌しょう碩せき(1844~1927)の作品を中心に展示します。詩・書・画・篆刻の四絶に精通し、近代中国でもっとも優れた芸術家とされる呉昌碩は、今なお日中の書画家の尊崇を集めています。
この受贈記念展は、頴川・梅コレクションの中から優品や資料的価値の高い作品を選りすぐり、はじめて広く公開するものです。日本・中国の美術をこよなく愛した両人を偲び、その高邁なご遺志を顕彰する機会になれば幸いです。
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