名称:特別展「生誕120年記念 林芙美子展 ―旅人で 詩人で 傑作書きで ―」新宿歴史博物館
会期:令和5年(2023) 9月24日(日)~ 11月26日(日)
時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:9月25日(月)、10月10日(火)・23日(月)、11月13日(月)
会場:新宿歴史博物館 地下1階企画展示室
料金:一般300円(常設展とのセット券は500円)、中学生以下無料
主催:公益財団法人新宿未来創造財団
共催:新宿区、新宿区教育委員会
後援:尾道市、北九州市立文学館
住所:〒160-0008東京都新宿区四谷三栄町12-16
TEL:03-3359-2131
URL:新宿歴史博物館
林芙美子は、昭和5年(1930)から亡くなるまでの約20年間を落合で暮らした新宿ゆかりの作家です。
旅を愛し、詩を心の拠り所とし、「吾古里(わがふるさと)」を希求し続けた47年の生涯は、限りない向上心と文学への執着をもって前進する「旅」そのものでした。本展では、友人で作家の井伏鱒二がパリ滞在中の芙美子へ送った書簡の一節「心をシャンとして、旅人で、詩人で、傑作書きで、けなげに日本にお帰り下さい」から、「旅人・詩人・傑作書き」をキーワードとし、多面的な視点から作家としての実像に迫ります。
芙美子にとって旅は、生きるため、そして書き続けていくためのもの、詩は、「心の独白」を表現するためのものでした。逆境の中で自分を見失わず、時代に向き合いながら作品を書き続け、激動期を逞しく駆け抜けた稀有な作家です。
遺された原稿類、書簡、初版本、遺愛品、写真、そしてふるさと落合での暮らしを通して、林芙美子の旅と詩と作品をご紹介します。
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