「日本の山海」松岡美術館
名称:「日本の山海」松岡美術館
会期:2024年2月27日(火)~2024年6月2日(日)
前期2024年2月27日(火)〜2024年4月14日(日)
後期2024年4月16日(火)〜2024年6月2日(日)
※絵画作品の一部入れ替えがあります
会場:松岡美術館
時間:10:00〜17:00(最終入場時間 16:30)
毎月第1金曜日 10:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
休館日:月曜日
※祝日の場合は翌平日
観覧料:一般 1,200円
25歳以下 500円
高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方 無料
住所:東京都港区白金台5-12-6
TEL:03-5449-0251
URL:松岡美術館
四方を海に囲まれ、豊かな山林を有する日本の自然は、私たちの暮らしに恵みをもたらす一方で、時に猛威を振るってきました。そんな関係から、古くから山や海は信仰の対象とされ、身近で特別な存在です。また、芸術家たちにとって、自然の造形は恰好の題材であり、多種多様な作品が生み出されました。
今回は日本の画家による絵画作品から、日本の山と海を描いた作品を紹介します。
日本人画家が描いた日本の山と海の絵を志賀重昴の流麗な文章とともに紹介
近代化が進んだ明治時代には現代の登山スタイル、いわゆる西洋式登山が輸入され、信仰や生活のためではなく、調査研究やレジャーとして山に登る人が出てきました。さらに、清次郎が生まれた1894年には志賀重昂による『日本風景論』が出版されます。本書はベストセラーとなり、日本人の景観意識に変革が起こり、芸術家にも影響を与えました。
本展では清次郎が自然に見出した美しさにも、志賀の影響があるのではないかという仮説のもと、日本の画家による絵画作品から日本の山と海を描いた作品を志賀の流麗な文章とともに紹介します。日本人が描く日本の自然美をごゆっくりお愉しみください。
◆ 同時開催「アジアのうつわ」
技術を極め続けた中国の影響を多大に受けて発展したアジア各地の陶磁器は、やがて独自の文化や美意識を反映した製品を創り出すようになりました。今展では、カワセミの羽色にたとえて翡色と称賛された高麗青磁や日本人が安南とよび親しんだベトナムの青花と五彩、安土桃山時代の志野焼をはじめ、江戸時代の古伊万里などの日本のやきものを、北宋時代から明時代の中国陶磁とともに約50点紹介します。館蔵の東洋陶磁コレクションからアジアのうつわの魅力をお楽しみください。
◆ 通年企画「古代エジプトの美術 平穏と幸せへの願い」
厳しい自然環境、病気や戦争といった様々な試練をうけながらも古代エジプト人は、多くの神をよりどころとして日々の暮らしの安寧を求め、来世での復活を願いました。冥界の神オシリス、猫の頭を持つバステト女神など人々の心を支えた神々の小像を展示します。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。