浮世絵複製画展「市川團十郎と歌川派の絵師たち」大垣書店 京都本店

浮世絵複製画展「市川團十郎と歌川派の絵師たち」大垣書店 京都本店

名称:浮世絵複製画展「市川團十郎と歌川派の絵師たち」大垣書店 京都本店
会期:2023年12月01日(金) 〜 2023年12月25日(月)
会場:大垣書店 京都本店 イベントスペース
時間:10:00~22:00(最終日は17:00まで)
料金:無料
住所:〒600-8565 京都市下京区四条通室町東入ル函谷鉾町78 京都経済センターSUINA室町1階
TEL:075-671-8458
URL:大垣書店 京都本店

浮世絵複製画展「市川團十郎と歌川派の絵師たち」大垣書店 京都本店
浮世絵複製画展「市川團十郎と歌川派の絵師たち」大垣書店 京都本店

歌舞伎発祥の地・京都での師走の風物詩、南座「吉例顔見世興行」。2023年度は、十三代目市川團十郎の襲名式を兼ねて12月1日より開幕します。この機会に、江戸歌舞伎を牽引した七代・八代・九代市川團十郎を描いた江戸時代の浮世絵の複製画展「市川團十郎と歌川派の絵師たち」を大垣書店京都本店にて開催します。
江戸時代後期の文化・化政時代(1804-1830)は、江戸を中心に発展した町民文化の最盛期。この時代、七代目市川團十郎が歌舞伎を町民文化の象徴的存在として高めました。その後天保の改革での文化統制で歌舞伎は弾圧を受けることになりますが、江戸一番の美男子と名高かった八代目がその人気を支えました。そして明治時代、社会体制が大きく変化するなか、九代目が近代歌舞伎を切り拓きます。
こうした團十郎家三代の活躍を世の中に伝えたのは、同時期に最盛期を迎えていた歌川派を中心とした浮世絵師たちでした。
本展では、そんな歌川派の絵師たちの手による七代・八代・九代團十郎の姿が描かれた浮世絵を中心に、約30点の複製画を展示します。原画は初代浅井勇助氏から100年以上続く日本有数の個人浮世絵コレクション「浅井コレクション」から選び抜かれたもので、これを肉眼では寸分違わぬ精度で複製。一部作品は原画と複製画を併せて展示し、見比べてご覧いただけます。
また、本展で展示する浮世絵複製画は、見るだけでなく手で触れて鑑賞することが可能。視覚と触覚で浮世絵の質感が堪能できる、国内では珍しい展示となります。視覚障害のある方にも浮世絵の魅力に触れていただける機会です。
会場は吉例顔見世興行・十三代市川團十郎襲名式が行われる南座からも徒歩圏内です。この機会にぜひ足をお運びいただき、歌舞伎文化をお楽しみください。
※会場では、図録や浮世絵複製画の他、各種歌舞伎・浮世絵関連グッズや書籍を販売。「和」を意識した品々が並びます。併せてご覧ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る