所蔵作品展「おとなとこどもの自由研究 工芸の光と影展」国立工芸館

所蔵作品展「おとなとこどもの自由研究 工芸の光と影展」国立工芸館

名称:所蔵作品展「おとなとこどもの自由研究 工芸の光と影展」国立工芸館
会期:2024年6月18日(火)~2024年8月18日(日)
会場:国立工芸館
時間:9:30~17:30
   7月19日(金)~8月17日(土)の
   金曜土曜と8月11日(日・祝)は9:30~20:00
   ※入館はいずれも閉館の30分前まで
休館日:月曜日、7月16日(火)
   ※ただし7月15日、8月12日は開館
観覧料:一般 300円(250円)
   大学生 150円(70円)
   ※夜間開館日の17:30以降は、一般 150円/大学生 70円
   ※( )内は20名以上の団体料金および割引料金
   ※オンラインによる事前予約もあり
   ※高校生以下および18歳未満、65歳以上、MOMATパスポート・学パスをお持ちの方、友の会・賛助会員の方、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバーパートナーは本人のみ)、キャンパスメンバーズ、文化の森おでかけパス(一般のみ)をお持ちの方、障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料
住所:〒920-0963石川県金沢市出羽町3-2
TEL:050-5541-8600
URL:国立工芸館

小川雄平《陶製黒豹置物》(部分)1933年 国立工芸館蔵
小川雄平《陶製黒豹置物》(部分)1933年 国立工芸館蔵

光と影。それは自然・人工を問わず日々目にするもの。物理で語ることながら、心理への働きかけも少なからず、まったく意識にのぼらないこともあるのに、ひとたび注視すれば時が経つのも忘れさせるほどです。
原初的な畏怖から私たちを救い出し、富貴や理想の表象ともなって憧れを募らせる光。他方の影は底知れなさもまた魅力で、そこに情趣さえ読み取ろうとするのは、陰翳礼讃の気風があるわが国ならではの美意識かもしれません。
本展は工芸が切り取って見せた光と影のそれぞれの方向、そしてその間で無段階に変化する美しさを訪ねる試みです。物質感を豊かに抽出し、複雑さと合理性とを兼ね備えた構造から成る工芸。そこは光と影にとって絶好の舞台装置ともいえます。また、身近ではあっても決して触れることのできなかった現象を掌中に包みこみ、身にまとうことさえできるのも工芸ならではの喜びです。
夏のひととき、光と影のコントラストとハーモニーをお楽しみください。

鈴木長吉《十二の鷹》(部分)  1893年 国立工芸館蔵 重要文化財 撮影:斎城卓 [前期展示]
鈴木長吉《十二の鷹》(部分)  1893年 国立工芸館蔵 重要文化財 撮影:斎城卓 [前期展示]
鈴木長吉《十二の鷹》(部分) 1893年 国立工芸館蔵 重要文化財 撮影:斎城卓
[前期展示]
鈴木長吉《十二の鷹》(部分) 1893年 国立工芸館蔵 重要文化財 撮影:斎城卓 [前期展示]
鈴木長吉《十二の鷹》(部分) 1893年 国立工芸館蔵 重要文化財 撮影:斎城卓[後期展示]
鈴木長吉《十二の鷹》(部分) 1893年 国立工芸館蔵 重要文化財 撮影:斎城卓[後期展示]
松田権六《蒔絵竹林文箱》1965年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓
松田権六《蒔絵竹林文箱》1965年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓
関谷四郎《赤銅銀十字線花器》1975年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓
関谷四郎《赤銅銀十字線花器》1975年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓
土屋順紀《紋紗着物 月光》(部分) 2001年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓 [前期展示]
土屋順紀《紋紗着物 月光》(部分) 2001年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓 [前期展示]
高橋禎彦《花のような》2004年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓
高橋禎彦《花のような》2004年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓
三代德田八十吉《燿彩鉢 創生》1991年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓
三代德田八十吉《燿彩鉢 創生》1991年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓
伊砂利彦《花火 ドビュッシー「前奏曲集Ⅱ」のイメージより》1985年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓[後期展示]
伊砂利彦《花火 ドビュッシー「前奏曲集Ⅱ」のイメージより》1985年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓[後期展示]
田嶋悦子《Cornucopia 08-Y2》2008年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓
田嶋悦子《Cornucopia 08-Y2》2008年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓
鈴木長吉《十二の鷹》(部分) 1893年 国立工芸館蔵 重要文化財 撮影:斎城卓[前期展示]
鈴木長吉《十二の鷹》(部分) 1893年 国立工芸館蔵 重要文化財 撮影:斎城卓[前期展示]

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