名称:企画展「心象工芸展」国立工芸館
会期:2024年9月6日(金)~2024年12月1日(日)
会場:国立工芸館
時間:9:30~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日:月曜日、9月17日(火)、9月24日(火)、
10月15日(火)、 11月5日(火)
※ただし9月16日(月)、9月23日(月)、
10月14日(月)、11月4日(月)は開館
観覧料:一般 1,000円(900円)
大学生 800円(700円)
高校生 500円(400円)
※( )内は20名以上の団体料金・割引料金
※中学生以下、 MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバーパートナーは本人のみ)、障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料
※キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金で観覧できます
※いしかわ文化の日( 10/20)は団体料金・割引料金
※文化の日(11/3)は無料
住所:〒920-0963石川県金沢市出羽町3-2
TEL:050-5541-8600
URL:国立工芸館
絵画や彫刻作品は、描かれているモチーフや色合い、その制作された背景、または制作した画家や彫刻家の歴史を知ることでより深い感動や共感を覚え、楽しめるにもかかわらず、工芸作品は見どころや見方がわからないという声を耳にすることがあります。確かに工芸は素材に対する深い理解とそれに伴う技術で表現されているので「何が表現されているのか」といったことよりも「どのようにこの作品が制作されているのか」といった点に注目が集まりがちかもしれません。しかし実際には多くの工芸家が自身の心象や社会とのかかわりといったモチーフにも重点を置いて制作しています。
本展では、現代の表現を提示する6名の作家の作品を展示します。刺繍の沖潤子は生命の痕跡を刻み込む作業として布に針目を重ねた作品を、ガラスの佐々木類は土地と自然の記憶を留める作品を、金工の髙橋賢悟は現代における「死生観」と「再生」をテーマにした作品を制作しています。また金工の人間国宝である中川衛は伝統工芸の世界で各国の風景を抽象模様化した作品を、漆芸の中田真裕は心奪われた一瞬の光景を共有するための作品を、陶芸の松永圭太は自身の原風景と時間を留める地層を重ねモチーフにして作品を制作しています。
この機会に、工芸家それぞれの技術だけでなく今を生きる作家としての彼らの心の表現をご覧ください。
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