名称:「―窓辺の郷愁 遊心の物語― 小杉小二郎 展」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2024年3月20日(水・祝)→25日(月)
会場:本館6階 美術画廊
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)
小杉氏の描く窓辺の情景は、見知らぬ世界の、でもどこか懐かしい風景を観る者に感じさせます。深遠な時間を切り取ったような静謐な画面には、寂寥感とともに豊かな詩情が漂います。一方で、童話シリーズやガラス絵、立体オブジェにはエスプリと遊び心が溢れ、小杉氏の洒脱で多様な表現力が見て取れます。優しく、人にも芸術にも真摯で創造的な人間性から生まれる独自の世界観を持つ作品は、一般のファンのみならず数多の文化人をも魅了し続けています。
“マ・ビィ・カトバン(Ma vie 80)”。小杉放菴の孫に生まれ、画家を志し美術家としての薫陶を受けた中川一政に随って渡仏してから50余年。小杉氏は本年傘寿を迎えます。今回の個展は、パリ、サン・レミ、東京と、それまで小杉氏が経験した様々な出会いや別れ、素晴らしいものへの感動、心を痛めるような社会の情勢など、現在まで歩んで来た80年の人生を、新作の油彩画、童話シリーズの微笑ましい絵画、実験的な表現を含むガラス絵作品、ユニークな立体オブジェなど多彩な作品に込めた、見ごたえある発表となります。
作家によるギャラリートーク:3月23日(土)午後3時から
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。