「川端龍子展(岩手展)」岩手県立美術館

「川端龍子展(岩手展)」岩手県立美術館

名称:「川端龍子展(岩手展)」岩手県立美術館
会期:2024年6月15日(土)~2024年7月28日(日)
会場:岩手県立美術館
時間:9:30~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日、7月16日
   ※ただし7月15日は開館
観覧料:一般 1,200円(1,000円)
   高校生・学生 700円(600円)
   小学生・中学生 500円(400円)
   ※( )内は前売料金です
   ※当日券を購入の際、次の割引があります
   20名以上の団体は前売料金と同額
   療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳を提示の方、およびその付き添いの方1名は半額
   ※岩手県子育て応援パスポートによる割引があります
   ※学生の方は学生証または生徒手帳を要提示
   ※企画展観覧券でコレクション展も観覧できます(7月17日~7月19日は展示替えのためコレクション展は観覧できません)
   ※前売券販売は6月14日(金)まで
主催:岩手県立美術館、公益財団法人岩手県文化振興事業団
後援:一般社団法人岩手県芸術文化協会、岩手県商工会議所連合会、岩手日日新聞社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、ラヂオ・もりおか、岩手ケーブルテレビジョン、情報紙ゆうゆう
特別協力:大田区立龍子記念館
企画協力:株式会社アートワン
住所:〒020-0866岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
TEL:019-658-1711
URL:岩手県立美術館

《草の実》昭和6年、大田区立龍子記念館蔵
《草の実》昭和6年、大田区立龍子記念館蔵

和歌山県に生まれた川端龍子(かわばたりゅうし 1885-1966)は、洋画家として出発しますが、大正3(1914)年に日本画へ転向、再興日本美術院展(院展)で活躍し、脚光を浴びました。
しかし昭和3(1928)年に院展を脱退、翌年に在野の日本画団体・青龍社を設立。「会場芸術」を唱えて大作を次々に発表し、人々を驚かせました。画壇に新風を巻き起こした龍子は、戦後も精力的に制作を続け、昭和34(1959)年には文化勲章を受章しました。
また俳人としての顔もあった龍子は、戦後、松尾芭蕉の「奥の細道」を巡る旅を5度にわたって行いました。その途上で訪れた平泉では、中尊寺を題材とした作品も制作しています。
自由な表現を求め続けた龍子の作品は、日本画というジャンルを超え、その規格外のスケール、独自の画題、斬新な画面構成などによって、今なお多くの美術ファンを魅了し続けています。
本展は、50年以上にわたった龍子の画業全体を探るものです。初期の洋画・院展時代の力作をはじめ青龍社設立から晩年までの大作やスケッチなど約100点にわたる作品をとおして、明治から昭和にかけて異彩を放った龍子の魅力に迫ります。圧倒的な迫力で迫る龍子の作品世界をお楽しみください。

《人肌観音》昭和26年、大田区立龍子記念館蔵
《人肌観音》昭和26年、大田区立龍子記念館蔵
《夢》昭和26年、大田区立龍子記念館蔵
《夢》昭和26年、大田区立龍子記念館蔵
《水中梅》昭和22年、大田区立龍子記念館蔵
《水中梅》昭和22年、大田区立龍子記念館蔵
《阿修羅の流れ(奥入瀬)》昭和39年、大田区立龍子記念館蔵
《阿修羅の流れ(奥入瀬)》昭和39年、大田区立龍子記念館蔵
《香炉峰》昭和14年、大田区立龍子記念館蔵
《香炉峰》昭和14年、大田区立龍子記念館蔵
《源義経(ジンギスカン)》昭和13年、大田区立龍子記念館蔵
《源義経(ジンギスカン)》昭和13年、大田区立龍子記念館蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る