特別展「陸前高田のオシラサマはいまー令和に伝える謎の民間信仰ー」陸前高田市立博物館

特別展「陸前高田のオシラサマはいまー令和に伝える謎の民間信仰ー」陸前高田市立博物館

名称:特別展「陸前高田のオシラサマはいまー令和に伝える謎の民間信仰ー」陸前高田市立博物館
会期:2025年1月25日(土曜日)~2025年3月30日(日曜日)まで
会場:陸前高田市立博物館 企画展示室
休館日:月曜日 祝日の場合は翌平日
観覧:無料
住所:岩手県陸前高田市高田町字並杉300番地1
TEL:0192-54-4224
URL:陸前高田市立博物館

オシラサマは東北地方を中心に古くから伝わる神体です。現在もその信仰の起源や本質は明らかとなっておらず、謎の民間信仰としてこの地方に息づいています。
柳田國男氏の「遠野物語」(明治43年)によって広く世の中に知られるようになったオシラサマですが、昭和63年および平成18年の当博物館の調査により、陸前高田市内では106世帯が所有していることが明らかとなり、県内のみならず全国でもオシラサマが伝承されている地区では第1位となっています。
しかしながら社会構造や生活様式の変化、あるいは世代交代の中で、伝統的な習慣やその知名度が失われつつあることも事実です。
さらに平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震津波によって、所有世帯への直接的な被害や所有者の転出等によって、信仰や保管の状況が大きく変わることとなりました。
震災後のオシラサマの所有状況と習慣及び信仰の形態の変化の調査を行い、地域の文化の記憶とその継承の重要性を次の世代に伝えるため、当博物館三度目のオシラサマ特別展を開催します。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「西郷南洲翁の愛した薩摩刀 ―鎌倉から明治期まで―」西郷南洲顕彰館
  2. 特別公開 国登録有形文化財「大山寺本堂」大山寺
  3. 企画展「おひなさま展」山﨑記念 中野区立歴史民俗資料館
ページ上部へ戻る