「隈研吾展 ハコからの解放 -たし算,ひき算,かけ算,わり算-」真庭市蒜山ミュージアム
名称:「隈研吾展 ハコからの解放 -たし算,ひき算,かけ算,わり算-」真庭市蒜山ミュージアム
会期:2021年7月15日(木)〜10月10日(日)
開館時間:9:00‐17:00(入館は16:45まで)
※7月15日(木)は13:00開館
料金:高校生以上 1人300円 中学生以下 無料
有料20人以上の団体は1人240円
真庭市蒜山郷土博物館の入館券の半券を提出いただいた方は100円引き
障害者手帳をお持ちの方などは150円(介助者1人は無料)
休館日:毎週水曜日
住所:〒717-0602 岡山県真庭市蒜山上福田1205-220 GREENable HIRUZEN内
TEL:0867-42-1033
URL:真庭市蒜山ミュージアム
建築家・隈研吾は「大きなコンクリートのボリュームから小さな建築へ」と提唱し、以前からそのような「分散」と「自然」の新しい時代を予見する建築デザインをしてきました。
それは、人々とその活動を集約し囲い込む近代的なビル(大きなハコ)と、その集合からなる都市(もっと大きなハコ)に象徴される20世紀的な建築・都市計画に対して、「ハコからの解放」「ハコを出る行動」を促す活動を行ってきたとも言えます。
コロナ禍により大都市集約型の社会の限界、危うさが明らかになり、世界が新しい時代に足を踏み入れた今、隈研吾の提唱と活動の意義はより意識的に捉えられるようになるでしょう。
隈研吾設計による真庭市蒜山ミュージアムのオープニングを飾る本展は、このような「ハコからの解放」のために実際の建築設計で用いられた手法や発想を、難しい数学・幾何学や建築理論ではなく、小学校で習う算数の四則計算(たし算・ひき算・かけ算・わり算)になぞらえて分類し紹介するものです。
従来的な建築に少しの要素を加えることで人々の交流が活発化したり、建物の一部を軽量化することで物理的にも心理的にも風通しがよくなったり…といった例を、建築模型や写真などを使ってわかりやすく展示し、隈氏の建築や社会に対する思想に迫ります。
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