「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」ひろしま美術館

「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」ひろしま美術館

名称:「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」ひろしま美術館
会期:2024年7月6日(土)~2024年8月18日(日)
会場:ひろしま美術館
時間:9:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:会期中無休 
観覧料:一般 1,400円(1,200円)
   高大生 1,000円(800円) 
   小中生 500円(300円)
   ※( )内は、前売りまたは団体(20人以上)の料金
   ※65歳以上の方は一般団体料金(1,200円)になります。年齢確認ができるものを受付に要提示
   ※障がい者手帳を提示の方は、本人と同伴者1人が無料になります
   ※本展の入館券でコレクション展示も観覧できます
住所:〒730-0011広島県広島市中区基町3-2 中央公園内
TEL:082-223-2530
URL:ひろしま美術館

山本忠敬《しょうぼうじどうしゃ じぷた》18-19頁原画 1963年 紙、ポスターカラー・インク 宮城県美術館蔵
山本忠敬《しょうぼうじどうしゃ じぷた》18-19頁原画 1963年 紙、ポスターカラー・インク 宮城県美術館蔵

宮城県美術館の絵本原画コレクションは、月刊絵本「こどものとも」(福音館書店)の初期作品と、そこから絵本の世界に羽ばたいていった作家たちの手による原画を核に形成されています。
子どもたちに上質な絵本をとの思いから1956年に創刊された「こどものとも」は、洋画、日本画、漫画、商業デザインなどあらゆる分野に携わる美術家たちが絵を寄せたことで知られ、美術家たちはその新規の舞台で、思い思いの発想で絵を描きました。描き手たちの絵が物語世界を魅力的に膨らませたことはもちろん、表現を支える材料・技法の選択や画面構成といった造形上においても、彼らはまた清新な感覚を発揮しています。
絵本に接し、描かれた世界に入り込んで遊ぶ体験、懐かしくあたたかな記憶が呼び起こされる体験、それらは絵本原画展で味わい得る楽しみのひとつでしょう。加えて本展では、原画の前に立って直に向き合うからこそ見て取れる、手の痕跡や、画材・質感にも目を凝らします。そうしたアプローチによって、絵に込められた描き手の思考や愛情に、一段と深く接することとなれば幸いです。

長新太《ころころにゃーん》11-12頁原画 2006年 紙、カラーインク 宮城県美術館蔵
長新太《ころころにゃーん》11-12頁原画 2006年 紙、カラーインク 宮城県美術館蔵
なかのひろたか《ちょうちんあんこう》22-23頁原画 1966年 紙、カラーインク 宮城県美術館蔵
なかのひろたか《ちょうちんあんこう》22-23頁原画 1966年 紙、カラーインク 宮城県美術館蔵
中谷千代子《ジオジオの かんむり》18-19頁原画 1960年 油彩/キャンバスボード 宮城県美術館蔵
中谷千代子《ジオジオの かんむり》18-19頁原画 1960年 油彩/キャンバスボード 宮城県美術館蔵
林明子《ひよこさん》5-6頁原画 2013年 紙、水彩 宮城県美術館蔵
林明子《ひよこさん》5-6頁原画 2013年 紙、水彩 宮城県美術館蔵
関野凖一郎《うしかたとやまうば》12-13頁原画 1972年 紙、多色木版・顔彩・パステル 宮城県美術館蔵
関野凖一郎《うしかたとやまうば》12-13頁原画 1972年 紙、多色木版・顔彩・パステル 宮城県美術館蔵

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