名称:夏季特別展「土器研究の可能性-新たな分析と弥生社会-」大阪府立弥生文化博物館
会期:2024年7月6日(土)~9月8日(日)
会場:大阪府立弥生文化博物館
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
入館料:一般650円、65歳以上・高大生450円
(中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名様は無料/20名様以上の団体は団体割引料金)主催:大阪府立弥生文化博物館
共催:読売新聞社
後援:泉大津市・泉大津市教育委員会・和泉市・和泉市教育委員会
住所:〒594-0083大阪府和泉市池上町4-8-27
TEL:0725-46-2162
URL:大阪府立弥生文化博物館
広く世界各地で出土し、時代や地域によってさまざまな特徴をもつ土器は、年代をはかる「ものさし」あるいは地域と地域のつながりを示す指標として重視され、考古学のもっとも基本的な分析対象の一つとされています。
その研究の歴史は古く、膨大な成果が積み重ねられてきましたが、近年、自然科学、民族考古学、文字史料との総合研究など、新たな視点に基づく多様なアプローチが試みられています。
本展では、このような土器研究の新たな展開を紹介したうえで、個性的な粘土と高度な技術を用いて生産され、弥生時代像の解明において重要な位置を占めてきた、生駒山西麓産(いこまやませいろくさん)土器について検討を行います。この土器群の生産・流通を新たな視点から捉えなおし、その背景にある弥生社会の特質に迫ります。
関連講演会
時間:午後1時30分から午後4時
参加費:無料(要入館料)
定 員:各回とも130名(当日先着順 開館時より整理券配付、開演30分前から開場・受付)
第1回 7/20「なにを知りたいのか」
三好 玄(当館 学芸総括)「土器研究が解き明かす弥生社会像」
荒田敬介氏(神戸市 学芸員)「生駒山西麓産土器にかんする研究の歴史」
第2回 8/3「なぜ変わるのか」
桐井理揮氏(京都府教育庁 副主査)「もちはこばれた生駒山西麓産土器―弥生時代終末期―」
小林正史氏(金沢大学 客員教授)「弥生時代から中世にかけての炊飯方法の変化」
第3回 8/17「なぜ動くのか」
西浦 熙氏(奈良県立橿原考古学研究所 技師)「もちはこばれた生駒山西麓産土器―弥生時代後期―」
若林邦彦氏(同志社大学 教授)「生駒西麓型土器と近畿弥生中期社会」
第4回 8/31「だれが使ったのか」
相馬勇介氏(堺市 学芸員)「もちはこばれた生駒山西麓産土器―弥生時代前・中期―」
庄田慎矢氏(奈良文化財研究所 室長)「土器調理の化学的痕跡からみる縄文-弥生変換」
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