![「やきものの景色 窯のなかで生まれる色と模様」サンリツ服部美術館](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2024/06/7-37.jpg)
名称:「やきものの景色 窯のなかで生まれる色と模様」サンリツ服部美術館
会期:2024年7月31日(水)〜10月27日(日)
会場:サンリツ服部美術館
開館時間:9:30~16:30
料金:大人1200円(1100円)、小中学生400円(350円)
( )は団体20名様以上の料金
休館日:祝日を除く月曜日
住所:〒392-0027長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
TEL:0266-57-3311
URL:サンリツ服部美術館
![「白磁宝相華唐草文茶碗」 中国・北宋~金時代 12~13世紀](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2024/06/3-110.jpg)
やきものは、成形した素地を加熱する「焼成」という工程を経てつくられます。うつわを焼き締めることで強度や硬度を高めることができるため、焼成は世界各地で古くから行われていました。
焼成の際に欠かせない存在が窯です。窯のなかにうつわを並べてじっくりと時間を掛けて高温で焼いていきますが、炎の具合や土や釉薬に含まれている鉱物、燃料の性質によって、思いもよらない色や模様が生まれることがあります。日本ではそれらを「景色」と呼び、やきものの見どころとなっています。
本展では、うつわの下半分が焼成中に黒く変化したことから雪を頂く富士山を連想して銘がつけられた国宝「白楽茶碗 銘 不二山」をはじめ、薪の灰が降りかかってガラス化し、胡麻のような模様ができた備前の徳利、白色の長石が浮き出た信楽の香合などを展示いたします。
サンリツサンリツ服部美術館の所蔵品を通じて、窯のなかで生まれた陶磁器の色や模様をお楽しみください。
![「備前徳利」 桃山時代 16世紀](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2024/06/8-28.jpg)
![「井戸塩笥茶碗 銘 白山」 朝鮮・朝鮮王朝時代 16世紀](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2024/06/5-68.jpg)
![「備前肩衝茶入」 桃山時代 16世紀](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2024/06/6-46.jpg)
![「信楽猿香合」 桃山~江戸時代 17世紀](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2024/06/2-194.jpg)
![「伊賀耳付花入」 桃山時代 16世紀](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2024/06/4-76.jpg)
![「瀬戸茶入 銘 玉柏」 江戸時代 17世紀](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2024/06/1-360.jpg)
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