「観仏三昧ー工藤利三郎・入江泰吉・永野太造ー」入江泰吉記念奈良市写真美術館

「観仏三昧ー工藤利三郎・入江泰吉・永野太造ー」入江泰吉記念奈良市写真美術館

名称:「観仏三昧ー工藤利三郎・入江泰吉・永野太造ー」入江泰吉記念奈良市写真美術館
会期:2024年7月13日(土)~2024年9月1日(日)
会場:入江泰吉記念奈良市写真美術館
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日。7月16(火)、 8月13日(火)
   ※ただし7月15日(月)、8月12日(月)は開館
観覧料:一般 500円
    高校・大学生 200円
    小・中学生 100円
    ※団体(20名以上)2割引
    ※毎週土曜日、小・中・高校生無料/
    ※障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健
    ※福祉手帳をお持ちの方無料/奈良市在住の70歳以上の方無料
住所:〒630-8301奈良県奈良市高畑町600-1
TEL:0742-22-9811
URL:入江泰吉記念奈良市写真美術館

入江泰吉「興福寺阿修羅像」撮影年:1958年3月
入江泰吉「興福寺阿修羅像」撮影年:1958年3月

奈良を活動拠点として仏像写真を撮り続けてきた写真家、工藤利三郎、入江泰吉、永野太造の三名を取り上げます。
入江泰吉記念奈良市写真美術館が所蔵している工藤利三郎は、奈良における古美術写真の草分け的存在であり明治中期から大正期にかけて活躍した写真師(写真家)でした。彼の写真は文化財が修理される前の姿が記録され、その歴史的資料価値は非常に貴重なものとなっています。
入江泰吉と永野太造の二人は、戦後から仏像写真家として活躍してきました。特に、1954 年からはじまった「奈良大和路」仏像ポスターは、一時期、入江泰吉と永野太造の作品が交互に使われるなど、多くの方々に「みほとけの美」を知らしめたのです。
今回は「観仏三昧」と題して、奈良を愛した歌人であり美術史家の會津八一の書から引用しました。「仏像の研究と鑑賞に専心する」という意味で、工藤利三郎、入江泰吉、永野太造と三名からなる仏像との対話、みほとけへのとらえ方など、それぞれが引き出した仏像の魅力を紹介します。

入江泰吉「薬師寺聖観音像」撮影年:1960年1月
入江泰吉「薬師寺聖観音像」撮影年:1960年1月
入江泰吉「東大寺月光菩薩像」撮影年:1968年頃
入江泰吉「東大寺月光菩薩像」撮影年:1968年頃
工藤利三郎「興福寺阿修羅像」撮影年:1894~1902年
工藤利三郎「興福寺阿修羅像」撮影年:1894~1902年
工藤利三郎「法隆寺金堂壁画 6号壁阿弥陀浄土左脇侍観音菩薩」撮影年:1894~1908年
工藤利三郎「法隆寺金堂壁画 6号壁阿弥陀浄土左脇侍観音菩薩」撮影年:1894~1908年
工藤利三郎「唐招提寺金堂内陣」撮影年:1894~98年
工藤利三郎「唐招提寺金堂内陣」撮影年:1894~98年
永野太造「浄瑠璃寺吉祥天女像」撮影年:1962年1月
永野太造「浄瑠璃寺吉祥天女像」撮影年:1962年1月
永野太造「飛鳥寺 釈迦如来坐像」撮影年:1950-60年代
永野太造「飛鳥寺 釈迦如来坐像」撮影年:1950-60年代
永野太造「松尾寺大黒天像」撮影年:1950-60年代
永野太造「松尾寺大黒天像」撮影年:1950-60年代

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る