名称:「没後20年 藤田喬平のガラス展 ―収蔵作品による」黄金崎クリスタルパーク・ガラスミュージアム
会期:2024年6月22日(土)〜2024年12月10日(火)
会場:黄金崎クリスタルパーク ガラスミュージアム
開館時間:9:00 〜 17:00
入場料:一般・大学生・高校生 800円、中学生・小学生 400円、65歳以上 700円、幼児 無料
住所:〒410-3501静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須2204-3 黄金崎クリスタルパ-ク内
TEL:0558-55-1515
URL:黄金崎クリスタルパーク・ガラスミュージアム
藤田喬平(1921~2004)は、日本の現代ガラス界における先駆者の1人です。数多く残された作品の中でも、「飾筥(かざりばこ)」のシリーズは、日本の伝統的な美の世界を箱の形態で表現した、作家の最も特色あるガラス造形と言えるでしょう。また、ガラス工芸の長い伝統を持つヴェネツィアに渡り、レース模様や色とりどりのカンナ(ガラス棒)を用いた繊細で華麗な器も制作しました。更に、オブジェの大作にも果敢に挑戦し続けています。
当館には、こうした「飾筥」や花器などに加え、無色透明なクリスタルガラスのオブジェが収蔵されています。色ガラスの作家として知られる藤田喬平が、1980年代初めにスウェーデンに赴き、クリスタルガラスという素材に深く関心を寄せて取り組んだ、稀少な意欲作です。
2024年は、作家の没後20年となります。逝去の2年程前に、ガラス工芸の分野では初となる文化勲章を受章され、収集委員や顧問として、当館の運営にも長年お力添えをいただきました。この機会に、ガラス造形作家 藤田喬平の幅広い造形世界を、当館の収蔵作品をとおしてご紹介いたします。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。