名称:2階展示室 スポットライト「高橋朋子 金銀彩 再考」益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
会期:2024年6月30日(日)〜8月25日(日)
会場:益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
開館時間:9:30-17:00(入館は閉館30分前まで)
料金:大人600円(550円)、小中学生300円(250円)
*( )内は20名以上の団体 / 65歳以上は300円(要証明)
休館日:月曜(祝休日の場合は翌日)
住所:〒321-4217栃木県芳賀郡益子町大字益子3021
TEL:0285-72-7555
URL:益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
現在、陶芸のための様々な顔料が作られています。金彩では液体状の金液、他に金粉、金箔などの種類に分類されますが、それぞれ作り手に合った性質の材料を選ぶことが出来ます。銀彩も銀液、純銀のフレーク、白金液、パラジュームと幅広く選ぶことが可能です。手軽に金彩銀彩を用いることが出来るようになり、多くの陶芸家が多用するようになりました。結果として、この豊富な金銀彩の顔料をどのように用いるかで作品の意味合いが大きく変わってきます。
高橋朋子の金銀彩は、素材感を大切にしており、胎土の質感を常に意識しながら作品を制作しています。陶芸は土の質感に魅かれるものですから自然なことであると思えます。つまり、高橋は陶器の質感に拘りながら金彩銀彩を陶芸に整合させているのです。本展示が高橋朋子作品の魅力を紹介すると共に、金銀彩の加飾を再考する好機になれば幸いです。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。