開店65周年記念「高野光正コレクション 発見された日本の風景」横浜高島屋

開店65周年記念「高野光正コレクション 発見された日本の風景」横浜高島屋

名称:開店65周年記念「高野光正コレクション 発見された日本の風景」横浜高島屋
会期:2024年7月31日(水)~8月19日(月)
会場:横浜高島屋 8F ギャラリー
   開場時間:10:00~19:00
   ※最終日8月19日(月)は17:00閉場
   ※入場はいずれも閉場30分前まで
入場料:一般 1,200円(1,000円)、高校・大学生 1,000円(800円)、中学生以下 無料
   ※( )内は前売価格
   ※前売券は、7月30日(火)まで、ローソンチケット(Lコード 35280)、セブンチケット(セブンコード 106-211)にて販売
   ※障がい者手帳、デジタル障がい者手帳の提示者本人および同伴者1名まで入場無料
住所:〒220-8601横浜市西区南幸1丁目6番31号
TEL: 045-311-5111
URL: 横浜高島屋

笠木治郎吉 《提灯屋の店先》
笠木治郎吉 《提灯屋の店先》

貴重なコレクションで巡る、明治の日本。
日本の近代の始まりである「明治」。日本は西洋諸国からさまざまな文物や人々を迎え入れ、一大変革を経験しました。それは美術の世界においても例外ではなく、日本を訪れた外国人画家たちは、西洋とは異なる日本の文化や自然に興味を抱き、その様子を描きました。また日本人の画家たちは西洋人から学んだ新しい技法で、自分たちの国の風景や暮らしを描いたのです。これらの作品の多くは外国人に求められ海外に渡り、長年の間眠っていました。本展の出品作品はすべて、コレクターの高野光正氏が半生をかけて海外で収集し、日本へ里帰りを果たしたものです。この類を見ないコレクションには、今では失われてしまった明治の日本の貴重な姿が残されています。本展を通して西洋人たちが驚きとともに発見した日本、また日本人が再発見した美しい日本への旅に、どうぞお出かけください。

100年以上前に世界に向けて旅立った地、横浜に令和の今、再び集結。
1859年に開港した横浜は、日本の窓口として国内外からの技術や文化が集まる場所として発展を続けてきたのは周知の通りですが、それは美術の分野でも同様でした。横浜は、美術を通した交流の場所としても機能し、この場所で技法の伝達が行われ、またこの地で自身が描いた作品を販売する日本人画家もいました。本展では横浜にゆかりの深い五姓田派や笠木治郎吉などの画家、また横浜の風景にもスポットをあてて紹介いたします。
コレクターについて
高野光正氏は1939年、名古屋市生まれの実業家。父の時次氏は画家浅井忠の珠玉の水彩画73点を東京国立博物館へ一括寄贈したことで知られる。 光正氏はニューヨークのクリスティーズで鹿子木孟郎の「上野不忍池」を落札したことをきっかけに、日本人作家の情報を現地の知人から入手しつつ作品を蒐集。アメリカで該当作品が少なくなると舞台を英国に移して蒐集を続けた。現在約700点にのぼるコレクションはほぼ全てロンドンまたはアメリカで入手し日本への里帰りを果たした作品である。


鹿子木孟郎 《上野不忍池》
鹿子木孟郎 《上野不忍池》
チャールズ・ワーグマン 《見物する人々》
チャールズ・ワーグマン 《見物する人々》
五姓田義松 《北陸・東海道御巡幸記録画 天然瓦斯ヲ燈火ニ使用ノ図》
五姓田義松 《北陸・東海道御巡幸記録画 天然瓦斯ヲ燈火ニ使用ノ図》

五姓田芳柳(2世) 《横浜居留地》
五姓田芳柳(2世) 《横浜居留地》

チャールズ・ワーグマン 《神奈川》
チャールズ・ワーグマン 《神奈川》

五姓田義松 《亀戸の藤浪》
五姓田義松 《亀戸の藤浪》

五百城文哉 《日光東照宮陽明門》 明治31年(1898年)
五百城文哉 《日光東照宮陽明門》 明治31年(1898年)
アルフレッド・パーソンズ 《富士山》
アルフレッド・パーソンズ 《富士山》
チャールズ・エドウィン・フリップ 《戎座》
チャールズ・エドウィン・フリップ 《戎座》
大下藤次郎 《竹林の白百合》 明治35年(1902年)
大下藤次郎 《竹林の白百合》 明治35年(1902年)

丸山晩霞 《川辺の宿》
丸山晩霞 《川辺の宿》

笠木治郎吉 《漁網を編む男性》
笠木治郎吉 《漁網を編む男性》
笠木治郎吉 《農家の少女たち》
笠木治郎吉 《農家の少女たち》
渡辺豊洲 《山岳渓流図》
渡辺豊洲 《山岳渓流図》

渡辺豊洲 《山村の橋》
渡辺豊洲 《山村の橋》
シャーロット・M・オルストン 《横浜附近から富士山を望む》
シャーロット・M・オルストン 《横浜附近から富士山を望む》

渡辺豊洲 《東海道の平塚宿》
渡辺豊洲 《東海道の平塚宿》

五姓田芳柳(2世) 《梅林に五姓田芳柳一世》
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