名称:「琳派リフレイン 山本太郎と芸艸堂」ZENBI -鍵善良房
会期:2024年8月6日(火)〜2024年11月10日(日)
会場:ZENBI – 鍵善良房 – KAGIZEN ART MUSEUM
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:⼀般 1000円、⼤学生・⾼校生・中学⽣・障害者手帳提示 700円、⼩学⽣以下 無料
住所:〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側570-107
TEL:075-561-2875
URL:ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUM
江戸時代初期に京都の町衆から生まれたアートである琳派。俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、そして神坂雪佳。琳派にはおよそ100年ごとにその時代を代表する画家が現れ、それは400年以上に及ぶ日本初のアートムーブメントとして捉えることもできます。
その歴史の中では“風神雷神”をはじめ、俵屋宗達の「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」、尾形光琳の「燕子花図屏風」といった同じモチーフをリフレインする(繰り返す)という手法が受け継がれてきました。山本はその手法を用い独自の世界を創造しています。
本展では、尾形光琳の「燕花図屏風」に着想を得、アンディ・ウォーホルの《Flowers》シリーズをオマージュした新シリーズ《Flowers Iris》と、近年の作品を中心に展覧します。また、日本唯一の手摺木版和装本出版社である芸艸堂の協力のもと、山本がこれまでもオマージュ作品を制作してきた神坂雪佳、中村芳中の作品を合わせて展示いたします。近代琳派の作品と山本の作品を比較してご覧いただくことで、山本が先人の志と意匠を継承しながらも、独自の表現で新たな作風を生み出していく姿勢、その魅力を感じていただけますと幸いです。
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