開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」東京国立博物館

重要文化財 牡丹図(部分) 狩野山楽筆 江戸時代・17世紀 京都・大覚寺蔵

名称:開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」東京国立博物館
会期:2025年1月21日(火)~3月16日(日)
会場:東京国立博物館 平成館(上野公園)
開館時間:9時30分~17時00分
   (入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日、2月25日(火)
   (注)ただし、2月10日(月)、2月24日(月)は開館
主催:東京国立博物館、大本山大覚寺、読売新聞社
特別協賛:キヤノン、大和証券グループ、T&D保険グループ、明治ホールディングス
協賛:JR東日本、清水建設、竹中工務店、三井住友銀行、三井不動産、三菱ガス化学、三菱地所、三菱商事
特別協力:文化庁
協力:光村印刷
住所:〒110-8712東京都台東区上野公園13-9
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:東京国立博物館

京都西北に位置する嵯峨(さが)は、古くより風光明媚な王朝貴族遊覧の地として愛されてきました。平安時代初期、嵯峨天皇(786~842)はこの地に離宮・嵯峨院を造営し、空海(774~835)の勧めで持仏堂に五大明王像(現存せず)を安置します。その後、貞観18年(876)に皇女・正子内親王の願いにより寺に改められ、大覚寺が開創されました。
来たる令和8年(2026)、開創1150年を迎えるのに先立ち、優れた寺宝の数々を東京国立博物館で一挙にご紹介します。なかでも、寺内の中央に位置する宸殿は、元和6年(1620)に後水尾天皇に入内した和子(東福門院)の女御御所を移築したものと伝えられ、内部を飾る襖絵・障子絵などの障壁画は、安土桃山~江戸時代を代表する画家・狩野山楽(1559~1635)の代表作として重要文化財に指定されています。本展ではこれらのうち120面を超える障壁画のほか、信仰の歴史を跡付ける歴代天皇の書や、平安時代後期の仏像を代表する明円作「五大明王像」など、密教美術の名品も公開します。

重要文化財 牡丹図(部分) 狩野山楽筆 江戸時代・17世紀 京都・大覚寺蔵
重要文化財 牡丹図(部分) 狩野山楽筆 江戸時代・17世紀 京都・大覚寺蔵

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