「森の芸術祭 晴れの国・岡山」奈義町現代美術館

「森の芸術祭 晴れの国・岡山」奈義町現代美術館

名称:「森の芸術祭 晴れの国・岡山」奈義町現代美術館
会期:2024年9月28日(土)〜2024年11月24日(日)
会場:奈義町現代美術館
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日
入場料:[鑑賞パスポート(当日)] 一般 3000円、大学生・専門学生 2000円、高校生以下・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
    [鑑賞パスポート(前売り)] 一般 2500円、大学生・専門学生 1500円、高校生以下・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒708-1323 岡山県勝田郡奈義町豊沢441
TEL:0868-36-5811
URL:奈義町現代美術館

2024年秋、岡山県北部の地域において、国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催されます。
古代より大和と出雲を結ぶ出雲街道が東西に延び、近世には城下町・宿場町として栄えたこの地には、さまざまな伝統建築や工芸、芸能などのレガシーが残されています。大地や森からは果物や木材などの恵みがあり、その豊かさをサスティナブルにするためのさまざまな試みがなされており、なかでも木質バイオマス発電など森林資源を生かした取り組みはSDGsの先駆モデルとして評価されています。また蒜山高原をはじめ、美作三湯、鍾乳洞など、過度に観光地化されていない悠々とした時空間は、エコロジー思考における新しい可能性を秘めています。
森の芸術祭という名称は、温暖な気候、豊かな水や資源、食など、私たちが生きる上での大切な要素を満たしているこの地域の、自然の恵みや文化、人々が集まる場所としての多様性と豊かさを象徴する「森」からきています。
本芸術祭は、その「森」がもたらす「恵み」を芸術の力で未来に向けて活性化することを目的とし、「本当に必要な資本とは何か?」を問いかけます。美術館や記念館や学校などの文化施設、水やエネルギー、食の供給といった生活のインフラ、自然環境を共通の資本と考え、アーティストのみならず、建築家、科学者、民俗学者といった専門家も交え、地域の人々の協力を得ながら「新しい資本」をつくりあげていきます。
芸術は多様な考えを反映するとともに、これを人々に共感させ、新しい世界やものの見方に向けての想像力を養います。それは「驚き」「感動」「わくわく感」「ときめき」「生きていることの喜び」「深く感じ考えることの充足感」をもたらします。県北というひとつのエコロジーが芸術のエネルギーを得て、人々の心や感性をリフレッシュさせる「場」に変容します。晴れの国の森の住民たちの祝祭は、それを祝う祭となります。
開催地: 岡山県内の12市町村(津山市、高梁市、新見市、真庭市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、⻄粟倉村、久米南町、美咲町)
アーティスト
タレク・アトゥイ、パオラ・べザーナ、ビアンカ・ボンディ、江見正暢、レアンドロ・エルリッヒ、ルシーラ・グラディン、東勝吉、東山詩織、AKIINOMATA、磯崎新、ウメッシュ・P・K、片桐功敦、加藤萌、川島秀明、川内倫子、キムスージャ、甲田千晴、ジェンチョン・リョウ、マイケル・リン、森夕香、森山未來、エルネスト・ネト、蜷川実花、太田三郎、スミッタ・G・S、坂本龍一+高谷史郎、アンリ・サラ、妹島和世、ムハンナド・ショノ、染谷悠子、杉浦慶侘、立石従寛、リクリット・ティラヴァニ、上田義彦、アシム・ワキフ、八木夕菜、ジャコモ・ザガネッリ

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る