「山本長左・山本篤 作陶展」阪急うめだ本店

山本長左「ペア丸紋祥瑞写 長角皿」 (縦12.8×横20.8×高さ2.9cm)

名称:「山本長左・山本篤 作陶展」阪急うめだ本店
会期:2024年9月25日(水)〜 10月1日(火)
会場:7階 美術画廊
開館時間:10:00 〜 20:00
入場料:無料
住所:〒530-8350大阪府大阪市北区角田町8番7号
TEL: 06-6361-1381
URL:阪急うめだ本店

山本篤「黄磁釉 びわ型花瓶」
(径17.4×高さ29.6cm)
山本篤「黄磁釉 びわ型花瓶」 (径17.4×高さ29.6cm)

明朝時代の染付を現代の藍九谷に昇華させ、格式の高さと親しみやすさが同居する器に、熱狂的なファンの多い兄・山本長左。伝統の型打ち成形の技法を守る一方、高度なロクロ成形技術による端正なフォルムに加え、 高貴なギョク(勾玉)の色を現す黄磁釉を自在に操る弟・山本篤。九谷焼なら色絵が主流と言われる中、独自のスタイルを貫く二人の匠の技の数々をご覧ください。今展では、花瓶や大皿、香炉など観賞用の器をはじめ、日常使いの食器まで、数多くの作品をご紹介します。

山本長左
1953年、石川県に生まれる。
2013年、宮内庁より依頼を受け、家鶏図盆栽鉢を制作。
2014年、同じく松竹梅盆栽鉢を制作。
2015年、同じく金襴手蘭鉢を制作。
2016年、同じく青華鶴に七宝紋蘭鉢を制作。
2017年、同じく青華金彩鳳凰の図蘭鉢を制作。
2019年、同じく天皇 皇后 両陛下 御紋入器を息子と共に制作。即位の礼「饗宴の儀」に和食器6品目が平成に続いて継続使用される。
2020年、秋篠宮殿下 妃殿下 神事用器の御印をデザイン、制作。
2022年、令和四年春の叙勲 瑞宝単光章 受章。

山本篤
1956年、石川県に生まれる。
2013年、宮内庁より依頼を受け、盆栽鉢古鏡形を制作(以降、毎年制作)。
2016年、加賀九谷陶磁器協同組合 理事長就任。経済産業大臣功労者表彰 受賞。
2017年、第20回 日本伝統工芸士会作品展衆議院議長賞 受賞。平成29年度 全国伝統的工芸品公募展内閣総理大臣賞 受賞。
2018年、第2回 三井ゴールデン匠賞 受賞。石川県伝統工芸士会会長 就任。
2019年、宮内庁より依頼を受け、天皇 皇后 両陛下 御紋入器を制作。
2020年、秋篠宮殿下 妃殿下 神事用器を制作。
2021年、日本伝統工芸士会副会長 就任。

山本長左「ペア丸紋祥瑞写 長角皿」 (縦12.8×横20.8×高さ2.9cm)
山本長左「ペア丸紋祥瑞写 長角皿」 (縦12.8×横20.8×高さ2.9cm)

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