「朝鮮王朝のチェッカド ― 冊架図の世界 ―」高麗美術館

「朝鮮王朝のチェッカド ― 冊架図の世界 ―」高麗美術館

名称:「朝鮮王朝のチェッカド ― 冊架図の世界 ―」高麗美術館
会期:2024年9月1(日) 〜 2024年12月8日(日)
会場:高麗美術館
時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月・火曜日(祝日の場合は開館)
料金:一般:500円
   大高生:400円
   65歳以上の方:400円
   中学生以下:無料
   ※障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料
   ※学生の方・65歳以上の方は証明できるものを受付にてご提示ください。
住所:〒603-8108京都府京都市北区紫竹上岸町15
TEL:075-491-1192
URL:高麗美術館

朝鮮王朝の時代から制作されている、ひとつの画面に本、筆などの文房具、縁起のいい植物や果物、陶磁器や香炉、装飾品などを描いた民画「冊架図(チェッカド)」を紹介する展覧会です。
朝鮮王朝は北京へ使節を頻繁に派遣しました。彼らの目的は政治的儀礼でしたが、書店をはじめ、自由に買い物をし、街を観光し、知識人の自宅に泊まりました。いわば現代の観光ツアーのような側面もありました。彼らのもたらした情報は国際情勢だけでなく文化や文物、知識や芸術にまでおよびました。
本展で紹介する「冊架図(チェッカド)」は、朝鮮王朝の後期頃から盛んに制作され、斬新な西洋的エッセンス、いわばアートのように思える作品が数多くあります。遠近を無視したような絵画法は、今見てもとてもユニークです。展覧会では、あわせて絵にも描かれている朝鮮陶磁の作品、2017年にユネスコ「世界の記憶」に登録された高麗美術館所蔵の「朝鮮通信使」資料を展示します。
この機会に是非この「冊架図(チェッカド)」をご覧いただき、朝鮮時代後期の開放的で明るい美術を体験してください。

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