「平澤篤 回顧展 ~Time piles up in the soul 時は魂の中に積もる~」森の美術館

「平澤篤 回顧展 ~Time piles up in the soul 時は魂の中に積もる~」森の美術館

名称:「平澤篤 回顧展 ~Time piles up in the soul 時は魂の中に積もる~」森の美術館
会期:2024年10月2日(水)〜12月22日(日)
開館時間:10:00~16:00(最終入館 15:30)
料金:大人 600円/中高生 300円/小学生以下 無料
休館日:月・火曜日(※10/19(土)はイベントのため通常営業はありません)
会場:森の美術館
住所:〒270-0122 千葉県流山市大字大畔(おおぐろ)315
TEL:04-7136-2207
URL:森の美術館

「平澤篤 回顧展 ~Time piles up in the soul 時は魂の中に積もる~」森の美術館
「平澤篤 回顧展 ~Time piles up in the soul 時は魂の中に積もる~」森の美術館

平澤篤は、写実系作家として知られ、映画や音楽、写真などのイメージや幻想の世界に、家族や品々を融合させ独自の世界を創り出す画風で、白日会会員として活躍した画家。
ハリストス正教会の信徒であり、幼い頃からイコン(聖像)絵画に触れていた環境から、宗教的な精神世界を感じさせ、そこに確かな取材や体験に基づくリアリティが加わることで、観るものに重厚感を与えた。また、モチーフにも強いこだわりがあり、木彫りのマリオネットを自作したり、絵に映えそうと購入したカメラや時計は、故障していても独学で直して動かしてしまうほどだった。
愛する家族をモデルにしていることも特徴であろう。家族にしか見せない表情、我が子に注がれる慈しみのまなざし。家族を大切にし、妻子への深い愛情が強く伝わる作品を次々に生み出した。
闘病の末、57歳という若さで逝去してから時を経てもなお、幻想とリアリティの間を漂う独特な「平澤篤の世界」は、私たちを魅了してやまない。

「眠りの森」2014年
「眠りの森」2014年
「誰も寝てはならぬ」1995年
「誰も寝てはならぬ」1995年
「花車・紫陽花」2016年
「花車・紫陽花」2016年
「Pink Cadillac」2018
「Pink Cadillac」2018

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「西島松5遺跡出土品重要文化財新指定記念写真展」恵庭市郷土資料館
  2. 「秋季特別展 筒描-染色の美-」大阪日本民芸館
  3. 秋季展「自筆原稿の魅力」調布市武者小路実篤記念館
ページ上部へ戻る