名称:特別陳列「お水取り」奈良国立博物館
会期:2025年2月8日(土)~3月16日(日)
会場:奈良国立博物館 西新館
休館日:2月10日(月)・17日(月)・25日(火)
開館時間:午前9時30分~午後5時
※東大寺二月堂お水取り(修二会)期間中の3月1日~11日・13日・14日は午後6時まで、3月12日(籠松明の日)は午後7時まで開館。
※入館は閉館の30分前まで
観覧料金:一般 700円
大学生 350円
高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)をお持ちの方(介護者1名を含む)は観覧無料。
住所:〒630-8213奈良県奈良市登大路町50
TEL:050-5542-8600
URL:奈良国立博物館
東大寺二月堂の「お水取り」は、正しくは「修二会」といい、二月堂本尊の十一面観音菩薩に対して、2週間にわたって過ちを懺悔し、除災招福を祈る法要です。天平勝宝4年(752)に実忠和尚によって始められたといわれ、「不退の行法」として一度も絶えることなく勤め続けられてきました。
奈良国立博物館の特別陳列「お水取り」は、お水取り(修二会)が行われる期間(毎年3月1日~14日)にあわせて開催される恒例の行事です。修二会は基本的に非公開の行法であるため、一般にはうかがい知れない神秘性を多く含んでおり、その複雑な行法は長い歴史の中で徐々に形成され、多様な宗教・文化の歴史が織り込まれています。本展を通じて、この掛け替えのない儀礼への理解を深め、その尽きせぬ魅力を感じ取っていただければ幸いです。
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