女子美染織コレクション展「Part12 ヨーロッパの染織 Weaving Aesthetics 文様が織りなす美」女子美アートミュージアム

女子美染織コレクション展「Part12 ヨーロッパの染織 Weaving Aesthetics 文様が織りなす美」女子美アートミュージアム

名称:女子美染織コレクション展「Part12 ヨーロッパの染織 Weaving Aesthetics 文様が織りなす美」女子美アートミュージアム
会期:2024年11月14日~2024年12月27日
会場:女子美アートミュージアム
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:日曜・祝日休館
観覧料:無料
住所:〒252-8538 神奈川県相模原市南区麻溝台1900  女子美術大学10号館1階
TEL:042-778-6801
URL:女子美アートミュージアム

女子美染織コレクション展「Part12 ヨーロッパの染織 Weaving Aesthetics 文様が織りなす美」女子美アートミュージアム
女子美染織コレクション展「Part12 ヨーロッパの染織 Weaving Aesthetics 文様が織りなす美」女子美アートミュージアム

女子美染織コレクション展Part 12は「Weaving Aesthetics 文様が織りなす美 」と題して、ヨーロッパの人々に好まれた織物の文様からその当時の人々の美意識を探ります。
女子美染織コレクションには14世紀から19世紀にかけて作られたヨーロッパの染織品があり、特に15-16世紀のイタリアで織られたベルベットや紋織の裂(きれ)類が多くあります。この頃のイタリアといえば、ルネサンスの時代。美術が花開いただけでなく、ファッションも華やかに豪華になっていきました。このようなルネサンス期の衣服が完全な形として残っているものはほとんどなく、断片も貴重なものです。女子美染織コレクションのヨーロッパの染織品もほとんどが断片で、衣服の一部か、インテリア(カーテンや椅子などの調度品)の一部であったのか、その全体像が分かるものはわずかです。しかし、小さな断片であっても、当時の技術力の高さや文様の美しさは私たちに伝わってきます。
あるビロードのザクロ文様は、ペルシャの織物がイタリアに伝わり流行したものです。ザクロの実の中には数えきれないルビー色の種子があり、豊穣や繰り返し実る永遠性を象徴します。金銀糸の刺繍裂は、教会でのみ使用を許された豪華な司祭の衣装の一部です。花々や鳥、シノワズリー(中国趣味)といった、人々の憧れた文様が次々に登場します。  
今回の展示では、ヨーロッパの服飾の変遷をたどる衣裳類も展示します。染織の文様とともに織物の美しさも楽しんでいただければ幸いです。

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