特別陳列「星の瞬間 アーティストとミュージアムが読み直す、Hokkaido」海道立近代美術館

林竹治郎《朝の祈り》1906年

名称:特別陳列「星の瞬間 アーティストとミュージアムが読み直す、Hokkaido」海道立近代美術館
会期:2025年1月5日(日)~2025年3月16日(日)
会場:北海道立近代美術館
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 
   ※月曜日が祝日又は振替休日のときは開館、翌火曜日休館
観覧料:一般 1,200円(1,000円)
   高大生 700円(500円)
   小中生 300円(200円)
   未就学児 無料
   ※( )内は10名以上の団体、リピーター割引料金
   ※リピーター割引料金は、道立美術館・芸術館で開催された特別展の半券提示の場合の料金(有効期限は半券に記載)
   ※上記2つの割引については半券1枚につき、1人1回限り有効
   ※身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方(ミライロID利用可)及びその介護者(1名)などは無料
※小学生以下要保護者同伴
住所:〒060-0001 札幌市中央区北1条西17丁目
TEL:011-644-6881・FAX:011-644-6885
URL:北海道立近代美術館

今村育子《出産ビフォーアフター》2024年 撮影:山岸 靖司
今村育子《出産ビフォーアフター》2024年 撮影:山岸 靖司

北海道立近代美術館は現在、約6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの角度から活用します。
ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作品とともに展示します。過去の作品と現在の作品が、アーティストの眼と思考を通して関係づけられ、展示空間にいわば化学反応が起こることを期します。
もうひとつは、北海道立近代美術館の学芸員10名が、同じく関心のある作品を選び、調査研究を深め、その成果を展示とテキストによりお伝えします。展示空間は、作品のテーマや歴史的な位置づけの掘り下げが共有される場となります。
オーストリアの文学者シュテファン・ツヴァイク(1881-1942)は、歴史上のある人物が創造的な役割を果たした決定的瞬間を、星のように輝く“Sternstunde”(星の瞬間)と呼びました。本展は、アーティストと美術館学芸員の複眼的なアプローチによる「北海道の美術」コレクションの読み直しを通して、過去の「星の瞬間」を明らかにするとともに、未来の「星の瞬間」の創出をねらうものです。
なお、北海道立近代美術館は2023年7月、リニューアルに向けて「目指す姿」を掲げました。本展はその実現のために設定されたコンセプトである「コレクション」「リサーチ」「コラボレーション」の実践でもあります。

今村育子《反射する部屋》2022年
今村育子《反射する部屋》2022年
大黒淳一《Anthropocene of sound 音のアントロポセン》2024年
大黒淳一《Anthropocene of sound 音のアントロポセン》2024年
大黒淳一《Borneo Field Recording》2018年
大黒淳一《Borneo Field Recording》2018年
小川原脩《雪》1940年
小川原脩《雪》1940年
木路毛五郎《虚と実》1970年
木路毛五郎《虚と実》1970年
栗谷川健一《家路》1962年
栗谷川健一《家路》1962年
樫見菜々子《ベランダ、近づく》2022年
樫見菜々子《ベランダ、近づく》2022年
樫見菜々子《静かな夜》2024年
樫見菜々子《静かな夜》2024年
武田浩志《portrait01》2009年
武田浩志《portrait01》2009年
武田浩志《portrait291》2024年
武田浩志《portrait291》2024年
深井克美《2時37分》1976年
深井克美《2時37分》1976年
片岡球子《浮世絵師~》1988年
片岡球子《浮世絵師~》1988年
砂澤ビッキ《風》1988年
砂澤ビッキ《風》1988年
筆谷等観《春寒賜浴》1924年
筆谷等観《春寒賜浴》1924年
風間天心《Diaspora》2014年
風間天心《Diaspora》2014年
風間天心《Ebb_TMA》2015年
風間天心《Ebb_TMA》2015年
林竹治郎《朝の祈り》1906年
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