
名称:「歌麿・写楽と浮世絵黄金時代」MOA美術館
会期:2025年7月25日(金)〜2025年9月9日(火)
会場:MOA美術館
開館時間:9:30 〜 16:30 (最終入館 16:00)
休館日:木曜日
木曜日が祝日の場合は木曜日開館
入場料:一般 1760円、 大学生・高校生 1100円、 65歳以上 1540円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い2名 無料
住所:〒413-8511静岡県熱海市桃山町26-2
TEL:0557-84-2511
URL:MOA美術館

江戸時代、大都市に成長した江戸では、活発な経済活動を背景に町人の文化が開花し、庶民の関心事を主題とする浮世絵がめざましく発展しました。江戸中期には、浮世絵黄金時代の立役者である版元・蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう 1750 −1797)が登場し、喜多川歌麿、東洲斎写楽をはじめとする現在世界的人気を集めているスター絵師の才能が見出されました。
本展では、写楽作品のなかでも最高傑作と名高い「市川鰕蔵の竹村定之進」や、世界で1枚しか存在しない「當世踊子揃 石橋」など蔦屋重三郎が手掛けた錦絵をはじめ、天明・寛政期から文化・文政期に活躍した絵師たちの錦絵や肉筆美人画を展観します。江戸町人文化の賑わいとともに花開いた黄金期の浮世絵の魅力をご堪能ください。
◆ 蔦屋重三郎(1750−1797)
江戸を代表する本屋。新吉原に育ち、安永3年(1774)頃から吉原大門口にて吉原細見(案内書)を販売、その出版も始め、天明3年(1783)日本橋通油町に錦絵草子問屋耕書堂を開きました。時代のニーズを読み、新しい才能を見出す慧眼に長け、写楽、歌麿らの錦絵とともに洒落本、黄表紙なども出版しました。

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