名称:生誕百年・没後十年特別展「桂米朝 噺家の姿」尼崎市総合文化センター
会期:2025年2月8日(土)〜3月23日(日)
会場:尼崎市総合文化センター
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金:入場無料
休館日:火曜日(ただし2/11(火・祝)は開館、2/12(水)は休館)
住所:〒660-0881 兵庫県尼崎市昭和通2丁目7-16
TEL:06 (6487) 0800
URL:尼崎市総合文化センター
桂米朝(本名:中川清)は1925(大正14)年、満州(大連)に生まれ、1930(昭和5)年に一家で帰国し姫路に居住します。幼少の頃から落語に興味をもち、作家・寄席文化研究家の正岡容に師事し、のちに4代目桂米團治に入門。3代目桂米朝として、当時不振のどん底にあった上方落語を6代目笑福亭松鶴、5代目桂文枝、3代目桂春團治らとともに復興させました。また、落語の研究にも取り組み、一度滅んだ演目を多数復活させています。1961(昭和36)年からは居を尼崎市に移し、1977(昭和52)年から若手落語家の育成のために始めた「尼崎落語勉強会」は今年度で第280回を迎えました。
上方だけではなく全国で活躍し、1996(平成8)年に落語家として2人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、2009(平成21)年には演芸界初の文化勲章受章者となりました。上方落語の継承と復興への功績から「上方落語中興の祖」と呼ばれています。桂米朝の生誕百年・没後十年にあたる本年、その噺家の姿を振り返る回顧展を開催します。
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