「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」富山県美術館

「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」富山県美術館

名称:「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」富山県美術館
会期:2025年7月12日(土)〜2025年8月24日(日)
会場:富山県美術館
開館時間:9:30 〜 18:00
休館日:水曜日
   7月22日は休館
   8月13日は開館
入場料:一般 1100円、大学生 550円、高校生以下 無料
住所:〒930-0806富山県富山市木場町3-20
TEL:076-431-2711
URL:富山県美術館

「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」富山県美術館
「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」富山県美術館

宮城県美術館所蔵作品より、月刊絵本「こどものとも」を中心とした絵本の原画をご紹介いたします。同館の絵本原画コレクションは、「こどものとも」の初期作品と、そこから絵本出版界に羽ばたいていった作家たちの手による原画を核に形成されています。『子どもたちに上質な絵本を』との思いから1956年に創刊された「こどものとも」は、洋画、日本画、漫画、商業デザインなどあらゆる分野に携わる美術家たちが絵を寄せたことで知られ、美術家たちはその新規の舞台で、思い思いの発想で絵を描きました。描き手たちの絵が物語世界を魅力的に膨らませたことはもちろん、表現を支える材料・技法の選択や画面構成といった造形上でも、彼らはまた清新な感覚を発揮しています。
当館では2022年に「宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界2022」を開催、好評を得ました。今回は、絵本の素材や技法に焦点をあて、原画の前に立って直に向き合うからこそ見て取れる、手の痕跡や、画材・質感に注目します。絵本に親しんできた方だけでなく、これから絵本の世界にふれるみなさんにとっても、原画に接近して見る体験を通じて、絵に込められた描き手の思考や愛情にふれていただける機会となることでしょう。

田島征三《ふるやものり》表紙・裏表紙 原画 1965年 宮城県美術館蔵
田島征三《ふるやものり》表紙・裏表紙 原画 1965年 宮城県美術館蔵
太田大八《だいちゃんとうみ》12-13頁原画 1979年 宮城県美術館蔵
太田大八《だいちゃんとうみ》12-13頁原画 1979年 宮城県美術館蔵
関野 凖一郎《うしかたとやまうば》12-13頁原画 1972年 宮城県美術館蔵
関野 凖一郎《うしかたとやまうば》12-13頁原画 1972年 宮城県美術館蔵
小野かおる《とんだトロップ》18-19頁原画 1963年 宮城県美術館蔵
小野かおる《とんだトロップ》18-19頁原画 1963年 宮城県美術館蔵
朝倉摂《てんぐのかくれみの》14-15頁原画 1956年 宮城県美術館蔵
朝倉摂《てんぐのかくれみの》14-15頁原画 1956年 宮城県美術館蔵
林明子《ひよこさん》5-6頁原画 2013年 宮城県美術館蔵
林明子《ひよこさん》5-6頁原画 2013年 宮城県美術館蔵
中谷千代子《ジオジオのかんむり》18-19頁原画 1960年 宮城県美術館蔵
中谷千代子《ジオジオのかんむり》18-19頁原画 1960年 宮城県美術館蔵
長新太《がんばれさるのさらんくん》10-11頁原画 1958年 宮城県美術館蔵
長新太《がんばれさるのさらんくん》10-11頁原画 1958年 宮城県美術館蔵

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