開館30周年記念特別企画展「数寄者 服部山楓」サンリツ服部美術館

  • 2025/8/1
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開館30周年記念特別企画展「数寄者 服部山楓」サンリツ服部美術館

名称:開館30周年記念特別企画展「数寄者 服部山楓」サンリツ服部美術館
会期:2025年9月9日(火)〜11月24日(月)
会場:サンリツ服部美術館
開館時間:9時30分~16時30分
料金:大人1,200(1,100)円、小中学生400(350)円
   *( )は団体20名様以上の料金
休館日:祝日を除く月曜日、10月15日(水)、10月19日(日)
住所:〒392-0027長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
TEL:0266-57-3311
URL:サンリツ服部美術館

重要美術品「唐物茄子茶入 銘 紹鷗茄子」 南宋時代 13世紀
重要美術品「唐物茄子茶入 銘 紹鷗茄子」 南宋時代 13世紀

 サンリツ服部美術館は、2025年6月に開館30周年を迎えました。これを記念し、当館の茶道具コレクションの礎を築いた数寄者・服部山楓(1900~74)に焦点を当てた展覧会を開催いたします。
 山楓は本名を正次といい、時計王・服部金太郎(1860~1934)の次男として生まれ、戦後間もなく服部時計店3代目社長に就任します。高精度の時計の開発に尽力し、昭和39年(1964)開催の東京オリンピック公式時計に採用され、世界初のクォーツ腕時計の商品化に成功するなど、セイコーを国際的なブランドへと発展させました。
 一方、山楓は茶の湯に親しんだ人物としても知られ、自らの美意識にかなった茶道具や美術品を蒐集し、数多くの茶会を開きます。趣向を凝らすだけでなく、わびも感じさせる山楓の茶は評判となり、東京を代表する数寄者としてその名が広まっていきました。
 本展では、山楓ゆかりの作品を前後期合わせて約60点展示いたします。茶会で披露された茶道具などを通じて、数寄者・服部山楓の姿に触れる機会となりましたら幸いです。

重要文化財「玳皮盞天目」 南宋時代 12-13世紀
重要文化財「玳皮盞天目」 南宋時代 12-13世紀
「斗々屋茶碗 銘 曙」 朝鮮王朝時代 16世紀
「斗々屋茶碗 銘 曙」 朝鮮王朝時代 16世紀
本阿弥光悦「赤楽茶碗 銘 障子」 江戸時代 17世紀
本阿弥光悦「赤楽茶碗 銘 障子」 江戸時代 17世紀
久田宗全「赤楽茶碗 銘 道士」 江戸時代 17-18世紀
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