中原浩大 「ConS: BConKS_6p, RConWS_6p, KandGonG_4p, Doll or Hub, memo etc.」Gallery Nomart

  • 2025/8/18
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中原浩大 「ConS: BConKS_6p, RConWS_6p, KandGonG_4p, Doll or Hub, memo etc.」Gallery Nomart

名称:中原浩大 「ConS: BConKS_6p, RConWS_6p, KandGonG_4p, Doll or Hub, memo etc.」Gallery Nomart
会期:2025年9月20日(土)〜2025年10月18日(土)
会場:Gallery Nomart(ギャラリーノマル)
開館時間:13:00 〜 19:00
休館日:日曜日、祝日
オープニングパーティー:2025年9月20日(土) 18:00 から 20:00 まで
入場料:無料
住所:〒536-0022 大阪府大阪市城東区永田3-5-22
TEL: 06-6964-2323
URL: Gallery Nomart

1980年代前半の大学在籍中から巨大な立体造形や絵画作品で一躍注目を集め、早くから国内外での大規模な展覧会に参加。90年代に入るとレゴブロックやアニメのフィギアを用いた作品、デジタルメディアを用いたインタラクティブアートやインスタレーションなど、その多様で革新的な表現方法は同時代の作家だけでなく現在に至る若手アーティストに多大な影響を与えています。
また一方で、共同研究・プロジェクトなどにも積極的に携わり脱領域的アプローチを実践。その変わることなく真摯に美術・芸術に向き合う姿勢、そして産みだされた作品は、各時代を通してアートシーンで独自の存在感を放っています。
今回、ギャラリー1Fには、《ConS: BConKS_6p, RConWS_6p》(2023年制作/12枚組)と《KandGonG_4p》(2025年制作/4枚組)の2点が展⽰されます。前者のタイトルであるConS(コンズ)は、Circle on Squareの頭⽂字をとった略語・⾃作の造語であり、pros and consのcons(=短所、否)でもあります。これまでにいくつか制作されてきたConSはいずれもが複数の平⾯を1組とし、中原いわく「未成熟な概念モデル」であるとする図形は、7:5:3や90%という⽐率と、いわゆる⾚、⽩、⻘、⿊といった⾊が⽤いられているのが特徴です。90年代半ばにあるテレビ中継を⾒ていてふと思いついたアイデアから⽣まれたといい、当時のオリジナルプランは、巨⼤な⽩⾊の正⽅形と矩形(500x500cm、700x500cm)の各中央に⾚⾊の正円(直径300cm)を組み合わせた⼆つの図形と、⼿前の床に会場を訪れる⼈々が持参した花が並べられているインスタレーションであったといいます。
今展では、ConSから派⽣した新作《KandGonG_4p》とともに、会場全体が巨⼤な図形と⾊⾯平⾯群で埋め尽くされる予定です。その圧側的なスケール感と⾊彩構成から鑑賞者は何を感じ取ることができるでしょうか。
ギャラリー2Fでは初公開となるレゴブロックを使⽤した⽴体作品の展⽰をはじめ、こちらも近・新作品によるバラエティーに富んだ展⽰構成となる予定。また今回もノマルの⼯房とのコラボレーションによる新作版画の出版を予定しています。
前回2017年の個展よりはや8年。その間も思索と制作を続けてきた中原のこの数年の成果の⼀端を発表する今展。ぜひともこ注⽬のほど、よろしくお願いいたします。

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